掲示板

2017年01月08日

献立紹介

【宮古牛の鉄板焼き】沖縄県・宮古島

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宮古島で15ヶ月以上肥育された宮古牛。
上品なサシの入り具合で、肉のきめこまやかさが特徴のランプやミスジの部位を焼き上げました。あっさりとした壱岐島のぽん酢と一緒にどうぞ。

文 佐藤 喬
写真 幸 秀和

2017年01月08日

献立紹介

【ウブシュ(スマガツオ)のお造り】沖縄県・宮古島

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冬が旬のウブシュ(スマガツオ)は別名アブラガツオと呼ばれるほどに脂がのった冬の名物。尖閣諸島周辺で一本釣りをしています。今回は漁師の浜口博至さんから送っていただきました。

文 佐藤 喬
写真 幸 秀和

2017年01月06日

献立紹介

【宮古ぜんまい】沖縄県・宮古島

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通常のぜんまいとは異なり、苦味やアクがなく香り豊かな山菜です。味は野菜と山菜の中間のような味で、ちょっとぬめりがあるのが特徴。ごまドレッシングでお召し上がりください。

文 佐藤 喬
写真 幸 秀和

2017年01月06日

献立紹介

【かつおの塩辛】沖縄県・宮古島

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伊良部島であがったかつおをすぐに加工しているため、新鮮な旨みが凝縮されています。塩のみでつくる昔ながらの製法ですので、日本酒のあてや〆に白米と一緒に食べて頂きたい逸品。

文 佐藤 喬
写真 幸 秀和

2016年12月22日

お知らせ

【年末のご挨拶】

本年は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
12月28日〜1月3日まで、年末年始のお休みとなります。

《神楽坂店》
「年始営業日」
2017年
1月4日(水)18:00〜22:00(L.O.21:00)

《福岡店》
「年始営業日」
2017年
1月4日(水)18:00〜24:00(L.O22:30)

1月15日(日) 休業

1月18日(水) ランチ休業 ディナーは18時より営業しております。

来年も島をめぐり続け、
少しでも多くの島の食や文化、歴史、物語をお伝えできるよう、
誠心誠意努力する所存ですので、
より一層のご支援を賜りますよう従業員一同心よりお願い申し上げます。

2017年もご来店お待ちしております。

離島キッチン

 
 
 
 

2016年12月22日

物販紹介

【椿花びらジャム】東京都・伊豆大島

_igp2486伊豆大島在住の下田ご夫妻の手作りジャムです。
甘さ控えめで、椿の香りと風味が広がります。
紅茶に浮かべると花びらが広がり、鮮やかに。
見た目でも楽しんでいただける逸品。
パンなどにもオススメです。

写真 文
幸 秀和

2016年12月12日

行商日記

行商日記 第30回

ショップカードを配り終え、キッチンカーに戻ろうとしたその時、
想像もしなかった衝撃的な光景がぼくの目に飛び込んできました。

その光景とは「行列」でした。

離島キッチン号の窓口に、十数人ものお客さまが列をなしています。
ぼくは、慌てて走ってキッチンカーに戻り、お客さまからご注文をいただきました。

「鶏飯おふたつですね、ありがとうございます」とお金を受け取り、ご飯をよそおい、
具を乗せて、スープをかけて、お客さま一人一人に商品を渡していきます。

そして、行列が行列を呼び、瞬く間に30人以上の行列ができ始めました。

今までの販売では、自分の全人格を否定したくなるほどに売れない経験しか味わってこなかったため、この光景は夢なんじゃないかとぼくは何度も何度も自分の目を疑いました。また、大袈裟でもなんでもなく、生きとし生けるものすべてにありがとうと言いたいような、親密であたたかい「何か」が胸にジワーッと広がっていく素敵な体験をしました。

そして、ご飯をよそおいながら、ぼくはこぼれそうになる涙を必死にこらえていました。自分としても、まさか行列ができた時に涙が出るとは思ってもみませんでした。

ちなみに、中島みゆきに「化粧」という名曲があります。

その中に「流れるな涙、心でとまれ」というサビのフレーズがあり、
ぼくは鶏飯を作りながら、この曲のメロディーをずっと脳内リピートしていました。

でも、何も知らないお客さまから見たら、
「この店員さん、鼻をすすっているけれど花粉症かしら?」
と思っていたかもしれません。

そんな折、「佐藤さん」と呼びかける声がしました。
振り返ると一人の若い女性が胡麻の袋を手に持ちながら、笑顔で手を振っていました。

「胡麻?」

見たことのない女性が胡麻を手に話しかけてくる経験は今まで人生においてなかったので、ぼくは一体何が起こり始めているんだろう、と不思議の国に迷い込んだ気持ちになりました。

胡麻、胡麻、胡麻···。胡麻の謎はいくら考えても解けませんでした。
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文 佐藤 喬
写真 幸 秀和

2016年12月12日

離島入門

離島入門 第11回 食材探しの旅 利尻島4

たどり着いた先、「ムネのところ」とは、「TSUKI」という、利尻出身の店主のムネさんが営むお店でした。さまざまな商品を開発して夏場は漁業にも携わり精力的に活動をしておられます。バーカウンターとお座敷のおしゃれな空間です。
島の人同士は殆どが顔見知りなので、どこかお店に行くにしても、店の名前ではなく、「○○さんのところ」といういい方になるのも島らしいなあとしみじみ感じます。

「ムネ、『島のりのおにぎり』を一つ。この子が一個食うから。」

と利尻町の佐藤さんが注文してくれました。
運ばれてきたのはかなり大きなまん丸のおにぎり。周りにはびっしりと醤油で濡らした「のり」が巻いてある。この海苔は醤油にビタビタに浸すのがうまいんだよ、と教えてもらう。
でも、見た目からすると、普通のおにぎりでは?これが私に是非食べてもらいたい逸品?と少々訝しく思いながらも食べてみる。
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「!」

口の中に広がる香り、独特の風味。お醤油の水分と反応してますます風味が引き立つ気がするし、いつも食べている海苔とは明らかに違う感動。
聞いてみると、「島のり」とは、岩場に自生する海苔のことで、人の手で一枚一枚丁寧に剥がしてつくるそう。
「おにぎり」は日本人の馴染みの食だけれど、この劇的な出会いをまだ味わった人に是非味わってもらいたい。少し高価だと聞くけどお店で出したい。

早速良い収穫があったと、うきうき気分で終わった一日目。
翌朝、東京の神楽坂店へ連絡するついでに、素晴らしい「島のり」との出会いについて、電話に出た代表の佐藤さんに報告する。

「それってもしかして、『岩のり』のことじゃないかな。隠岐にもあって、本当に高価で島でもなかなか手に入らない貴重な食材なんだ。」

私にとって、メニューを企画し、価格設定をして提供をするというのは初めての経験でした。いくら良いと思ったものも、島内において希少で貴重だったり、鮮度と輸送の問題があったり。一つの食材の提供についても、多くのことを考慮しなければならないものなのだということを初めて肌で感じました。ただ、この食材を神楽坂でも出してみたい、という夢見る勇気だけはいつも持ち続けよう、と自分を励ましました。

現実を思い知り、島最初の衝撃の味を神楽坂に持ち帰ることは泣く泣く断念し、
私は次に泊めていただく約束をしていた「利尻らーめん味楽」さんのお宅に向けて出発しました。

【島のお店のご紹介】
利尻島 やきとり・もつ鍋・地酒のお店 月
http://tsukirishiri.wixsite.com/tsuki
利尻島にお立ちよりの際は是非どうぞ!

文 辻原 真由紀
写真 幸 秀和