2018年03月30日
学生島物語
こんにちは。
早稲田メンバーの一員として離島キッチンの企画をお手伝いしています、早稲田大学文化構想学部3年の尾崎です。
自己紹介も兼ねて、さらっと3つ好きなことを挙げてみます!
➀旅行が好き
(時間とお金が許せば、国内外どこでも飛んでいきます!実はいまこのブログも、トルコで書いてます、、、笑)
②食べることが好き
(食べ物愛は負けません!「産地直送」という言葉には特に弱いです)
➂田舎が好き
(福島県出身。時間の流れ、人との関わりを感じながら生きていきたい。。。)
あれ、これは離島キッチンやるしか!!!ってことで今回ご縁あって、このプロジェクトに参加させていただくことになりました。
他のメンバーの記事でもお伝えしているように、2月には早稲田メンバーで八丈島視察に行ってきました、、、が、せっかく初の八丈島にいくのに1泊2日じゃ勿体ない!と思い、私は1日前入りで八丈島に!(^^)
民宿に泊まり、島の素敵な方々とであい、八丈島の魅力とあたたかさを満喫しました〜
それではお待たせしました、本題へ。
私が今回紹介させていただくのは、八丈島乳業さんです!!!
八丈島乳業さんは、八丈島の国立公園内にある「ゆーゆー牧場」で、国内に1%しかいないジャージー牛を育てています。また、ジャージー牛からとれる甘く乳脂肪の生乳を、アイスクリームやジェラート、プリン、チーズなどの加工乳製品にして島内外で販売しています。
私たちも、プリンや、島のジャージーカフェにてコーヒーゼリー、レモンチーズケーキをいただきました。濃厚でとっっっても美味しい!!是非みなさんに味わっていただきたいです!!!


そんなおいしい乳製品の生みの親、八丈島乳業の代表である魚谷さんにお話を伺いました。
突然の訪問だったにも関わらず、お時間を作っていただき本当にありがとうございました。
魚谷さんは
・ジャージー牛に島の草を食べさせて放牧というかたちでのびのびと育てること
・遺伝子組み替えをしていない餌を与えること
・環境に配慮すること、などたくさんのこだわりを持って牛を育てています。
牛にとっても人によっても良い環境を作っていくことが八丈島乳業の美味しい乳製品の秘訣なのかもしれませんね!
それに加えて、「なにかを比べることじゃなく、理解してくれるお客さんがいる会社にすること」を今後のこだわりにしたいとのこと。
例えば、ジャージー牛とホルスタイン牛がいたときに、どっちのほうがいいとか悪いではなく、両方の特徴を理解してもらう、ということです。そのようなお客さんがいることで、会社も発展するだろうとのことでした!

ところで、魚谷さんは神奈川県横浜市のご出身です。大学院ではタンパク質成分の研究をし、工場やカフェで勤めた経験、震災時には復興支援として瓦礫の撤去や放射能測定など幅広くご活躍されている魚谷さん。そんな魚谷さんがどうしてゆかりのない八丈島で現在生活されているのでしょうか。それは、ひょんな旅行がきっかけだったそうです。旅行で八丈島を訪れた際に、その魅力に惹かれそこに住むことに決めたといいます。
「島のいいところは、新参者をたたくところ」
甘くすると仲良しこよしで終わってしまうが、この島には<島に来るのはウェルカムだけど、自力で(島住人として)ここまで来い。そうしたら仲間だ>という雰囲気があります。それに潰されてしまう人もいますが、自分はむしろ<やってやろう><ぎゃふんといわせてやろう>という気持ちになりました。
島の人の愛情!愛情!愛情ですね!!!
「八丈島は実はもっとポテンシャルのあるところです」
ある意味、離島だからこそ新しいことをしやすい環境にあり、ひとつの国のように独自性が保てる環境にあります。それに加えて東京本土から飛行機で40分の近さ。島が拠点の生活もありえるのでは。
確かに!!!
(たびたび欠航遅延ありますが)通勤時間40分なら通えますね!笑笑笑
そうはいってもまずは、ひょこっと離島キッチンに来てみてください!来ていただいたお客さんが八丈島に行きたくなるような、そして実際に行って住みたいと思ってもらえるようなお店になるよう、オープンまであと少しですがみんなで頑張っていきます!!
今回ご紹介した八丈島乳業のモッツァレラチーズはメニューになっているので是非みなさんに召し上がっていただきたいです(^^)

文 尾崎 友里恵