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2017年11月23日

学生島物語

立教大学・法政大学の学生店舗企画発表会

2017年8月31日、再び立教大学と法政大学の学生たちが一堂に会しました。
Kick offから2ヶ月。各大学の学生たちが考案した離島の魅力を伝えるための店舗企画の発表日でした。

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この日は、学生以外にも様々な業界から企業の方々をお招きし、学生の企画をたたき台に、より多くの人に島の魅力を伝えていくための議論を行いました。

出店予定の店舗周辺の実地調査から、顧客調査、担当する島への渡航を通してつくりあげた企画。それぞれの大学に個性があり、興味深い発表会となりました。

立教大学は長崎県福江島を担当し、「都会の離島へ旅をしよう」をコンセプトとした店舗企画を発表しました。普段遠出をしたいけど忙しくて頻繁には行けないというニーズを踏まえて、20代ー30代の社会人の方々に、来店すれば島に行ったような感覚を味わえる非日常体験を提供するというものです。
中でもポイントとなる施策は、ツアーと称するコース料理の提供。
「福江を味わう海と山のツアー」という名の下、それぞれの料理に使われている食材がどこでつくられているのかを地図上で示すメニューを作成、料理を食べながら島を回っている感覚を体験できるサービスを提供します。

*立教大学の企画資料
https://www.slideshare.net/ssuser276774/ss-82338827

一方法政大学は新潟県佐渡島を担当し、「佐渡人(さどんちゅ)と話して、知って、
繋がるお店」をコンセプトとした店舗企画を発表しました。

フォトジェニックなものを求める人やカメラ好きな人をターゲットに、
思わず写真を撮りたくなるようなお店を企画しました。
中心となる施策は、島の生産者からの手紙を料理と共に提供するサービス。
来店されるお客様に向けられた佐渡人からの手紙を渡すことで、思わず嬉しくなって写真を撮ってもらうということを狙うと同時に、一度佐渡島に行ってみたいという感情を喚起することを狙いとしています。

*法政大学の企画資料
https://www.slideshare.net/ssuser276774/ss-82338984

このような発表を踏まえて社会人の方々からは、様々な意見が飛び交いました。
ここで得られたフィードバックをもとに学生たちはさらなる企画のブラッシュアップを行っていきます。

立教大学の企画は2018年2月に東京新店舗で実施、
法政大学の企画は2017年12月に神楽坂店で実施です。

今後も学生たちがお店を企画する様子を随時お伝えしていきます。
これからの学生たちの動きからも目が離せません。

つづく

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【東京六大学プロジェクト参加者募集中!!】
参加希望の方は、以下のURLより参加登録をしてください。
-明治大学・東京大学編- 店舗経営に興味がある学生必見!
IDEA KITCHEN六大学プロジェクト
https://trunk.fm/trainings/993

【東京六大学プロジェクトに関する問い合わせ先】
株式会社離島キッチン
プロデューサー:澤村
sawamura@ritokitchen.com
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2017年11月23日

学生島物語

伝える、届ける

そしていよいよ島を出発する時間に・・・
短い三日間でしたが、たくさんの生産者の方や食材、自然に触れることができました。
そして、お世話になった宿泊先の方々にも感謝いたします。
写真1

福江島に来る前までは、ネットで調べた情報などから離島キッチンをどのようなものにするかアイデアを出してきました。しかし、実際に来てみると、ネットの文字だけでは知ることができない様々な魅力を見つけることができました。

今回の記事でも、たくさんの生産者の方や食材のことを書いてきましたが、
やはり文字だけでは伝わらない魅力が福江島にはあると改めて感じました。
写真2

私たちは今回の新東京店のプロジェクトを通じ、店舗やメニューでこの島の魅力を離島キッチンに来てくださったお客様に伝えたいと思います。また、生産者の方々にお話を聞き、今回感じたことをお客様に届けなければいけないと“責任”を感じました。
これからお店のオープンまで、さらに切磋琢磨し福江島の魅力を東京で伝えられるように頑張っていきたいです。

写真 文
立教大学 内田比奈子

2017年11月23日

行商日記

行商日記 第38回

西荻窪の期間限定店舗オープン初日。昼の11時30分から夜の22時まで、
一人で休みなく働く怖さをこの時はまだ知る由もありませんでした。

店内のBGMは、我らが海士町の民謡である「キンニャモニャ節」。

ちなみにキンニャモニャ節とは、日本の各地から北前船で伝わったという説や、
キン(金)もニャ(女)も大好きで、モニャ(文無し)な爺さんこと
杉山松太郎さんが歌ったという説など、さまざまな説があります。

さて。

オープンの看板を出してから20分ほどすると一人の女性がお店にやってきました。
ぼくは震えそうになる手で水をお出しし、カウンターに座る女性との1対1の対峙に
ボクシングに似たような緊張感がほとばしっているのを感じました。

「この寒シマメっていうイカの漬け丼をください」
「はい。ありがとうございます。少々お待ちください」

ぼくはイカの漬け丼を作りながら、
カウンター商売の難しさをひしひしと感じていました。
お客さまが本を読んでいたら良いのですが、特に何をするでもない場合、
話しかけてよいものなのか、黙っていた方がよいものなのか、全く分かりません。
ただ、観光協会という立場上、ここはとにかく話しかけるという選択を取ります。

「ご近所の方なんですか?」
「ええ、そこでアイスクリームのお店をやっているの」
「あ、こんど食べにいきます」
「ありがとう。でも、一人でお店やるの大変でしょう?」
「そうですね、実ははじめてなんで緊張しています」
「あら、そう?慣れた感じがするけれど」
「今まではキッチンカーで販売していまして」

女性はキッチンカーの販売のことや、海士町のことや、離島キッチンの将来の夢など、色々と話を聞いてくださり、最後の方にはお店の経営のことなどかなり詳しいことを
教えてくださいました。

後で知ったのですが、女性は西荻窪のアイスクリーム工房ぼぼりという有名なお店を
やっていらっしゃる方で、その後、1週間の間に4回も離島キッチンに通ってくださいました。

オープン初日の幸先良いスタートを切ってくださったお客さまでした。

文 佐藤 喬

2017年11月23日

学生島物語

~魅力~福江島の食材を探る③

早くも福江島での実地調査最終日。
この日は朝早くから民宿先の方のご好意で、知り合いの五島牛の生産者の方にお話を伺いに行きました。
とてもシャイな方だと聞いていたのですが、お会いすると五島牛についてたくさん教えてくださり、実際に五島牛にも会わせてくれました。
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生まれたばかりの子牛もいて、とても可愛かったです。
写真1

牛にはそれぞれ名前をつけていて、生産者の方は牛の顔の目の大きさや、鼻の高さで
きちんと見分けがつくそうで、とても驚きました!愛着を持ってきちんと大切に育てられている証拠ですね。
五島牛は、松坂牛などの種牛にもなるそうで品質も最高級。
どの牛も本当に毛並みが綺麗でした。

続いて、五島コンカナ王国に行きお話を伺いました。
ここは宿泊先としても使われる場所ですが、五島の野菜や五島ワインなど島の名産品がたくさん販売されています。

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五島の野菜をそのまま販売するのではなく、ピクルスやドライ加工してここでは販売されていました。パッケージも商品に合わせてご自身でデザインされたそうです。
とてもおしゃれで可愛いく、思わず手に取ってしまいました。

写真4

また、五島には五島焼酎だけでなく『五島ワイン』もありました。
試飲させてもらいましたが、さっぱりとした味わいでとても飲みやすかったです。
ぜひ、福江島のお肉やお魚と一緒にお客様に楽しんでいただきたいです。

次回へ続く・・・

写真 文
立教大学 内田比奈子

2017年11月23日

学生島物語

~魅力~福江島の食材を探る②

次に、“つばき茶”の生産者の方にお話を伺いに行きました。写真1

福江島の名産である、椿(つばき)は生命力がとても強く、島にたくさん生息しています。この椿で何かできないかと、島の方々と長崎県、長崎大学、九州大学が共同で開発したのが、この“つばき茶”です。

写真2
つばきは赤い綺麗な花で有名ですが、実は綺麗なだけでなく、薬効が多いそうです。
例えば、中性脂肪や便秘、二日酔いに効果的!
現在、機能性表示食品に申請中です。とても飲みやすく、どんなお料理にも合うので、手軽に飲むことができますよ。島の方々は、島の名産である五島焼酎を飲む前にこの椿茶を飲んで二日酔いを防いでいるそうです。

次に訪れたのは、五島うどんの生産場所。
皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、五島うどんは香川県の「讃岐うどん」
秋田県の「稲庭うどん」に並ぶ日本三大うどんの1つとされています。
五島うどんの特徴は2つあり、『手延べ』と打ち粉の代わりに『椿油』を表面に塗っているということです。このうどんにも、椿が活かされているのです!

この特徴を活かし『地獄炊き』という、熱々のお湯にそのまま入れて茹で上げる。
五島うどんならではの食べ方もあります。

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実際にうどんを作っている工場を見学させていただき、手延べをするための木の道具などを見せてもらいました。

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普段見かける白いうどんだけでなく、トマトを練りこんだ麺や芋を練りこんだ紫の麺など一風変わった麺も生産しています。
まるでパスタのようにモチモチで美味しいうどん。
ぜひ、お客様にも味わっていただきたいです。

次回へ続く・・・

写真 文
立教大学 内田比奈子

2017年11月05日

学生島物語

~魅力~福江島の食材を探る①

2日目の朝は、あいにく台風が直撃してしまい、
民宿先の方のご好意で早朝に漁に行くはずだった予定がなくなり、
朝市にも行けずに家でしばらく待機・・・

雨が弱まった頃に、『五島麦』『五島芋』という島の焼酎を作る
“五島列島酒造”を訪れました。
このシンプルな焼酎のネーミングの理由は、五島の魅力が詰まっているからとのこと。
島を知らない方々に是非飲んでいただき、“五島”を感じてもらいたいです。

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酵母など全てに五島列島のものが使われていて、島の方々が島の名産品となるようにと
一から作った努力の賜物です。私自身、焼酎に少し苦手意識がありましたが
若い人でも飲みやすいさっぱりとした味わいでした!
普段焼酎を飲まない方にも、ぜひ挑戦してもらいたいです。
さっぱりとした味わいのため、ご飯系でも、海鮮系でもなんでも合うそうです。

次に、野菜農家の方を訪れました。
小雨が降る中、実際に畑にお邪魔し、
とれたての生のナスと安納芋を試食させていただきました。

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普段食べるお芋より何倍も甘くとても美味しかったです。
でも、旬になるとさらに甘くなるそうです!旬のお芋を食べるのが楽しみです。

ナスは、その場でおばあちゃんが収穫したものを試食・・・生のナスは初めてでしたが、ほんのり甘くてびっくりしました!有機栽培のおかげでえぐみが少ないそうです。 
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福江島の寒暖差や日差し、土の水分の多さによっていろんな種類の野菜が大きく甘くよく育ちます。他の野菜をレストランで食べるのが楽しみです。
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(次回へ続く)

写真 文
立教大学 内田比奈子

2017年11月05日

献立紹介

【セミトビの姿揚げ】鹿児島県・屋久島

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セミトビウオのことを島ではセミトビと呼びます。
姿揚げにしたセミトビは頭から羽、尻尾まですべて食べられます。見た目のインパクトは大!
素材そのものの美味しさをお楽しみください。

文 大澤 萌
写真 幸 秀和

2017年11月03日

学生島物語

魅力~自然、文化、そして人との出会い~

最初に訪れたのは、福江島の一番の魅力である ”日本一綺麗な砂浜“ で有名な高浜海岸。
白くて綺麗な砂浜と透明度がとても高い海水に、メンバーみんなが驚きました。
日本にこんな綺麗な海があったのかと感動してしまいました。写真1

水が綺麗すぎて、水面が鏡のようになり
青い空と雲がくっきりと水面に映し出されています。写真2

夕方に再び訪れると夕日が海面に映し出されて、さらに綺麗な景色になっていました。
写真3 

次に向かったのは、『水ノ浦教会』
明治12(1879)年に隠れキリシタンらによって建立された教会で
福江島の歴史を感じられる場所です。神聖な雰囲気が漂っていました。
海辺の高台に建つため眺めがよく、白い教会と青い空と海が一望できます。
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1日目の福江島探索を終え、3日間お世話になる宿泊先に夕方ごろ到着しました。
五島弁のお母さんとおばあちゃんが元気よく迎えてくれ、晩御飯をふるまってくれました。
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伊勢海老、蟹、サザエなどの新鮮な海鮮から、五島牛のステーキなど
五島ならではのメニューでした!島の方々が毎日こんなに新鮮でおいしいご飯を食べているのかと思うと羨ましい限りです。
こんな美味しい食材を使ってレストランを経営できるなんて、と期待が膨らみました!

(次回へ続く)

写真 文
立教大学 内田比奈子

2017年11月01日

献立紹介

【鹿肉の猟師風味噌煮込み】鹿児島県・屋久島


屋久島の大自然に生きるヤクシカの肉は、いつでも食べられるわけではない貴重なものです。猟師さんと奥さんに教わった生姜入りのレシピに季節のお野菜をたっぷりと入れました。寒くなってきたこの季節にぴったりです。

文 大澤 萌
写真 幸 秀和

2017年11月01日

献立紹介

【屋久島野菜のサラダ】鹿児島県・屋久島

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屋久島で獲れた水前寺菜(島でははんだまと呼びます)、青パパイヤでサラダを作りました。縄文ファームさん特製のパパイヤドレッシングでお召し上がりください。

文 大澤 萌
写真 幸 秀和