2016年05月07日
献立紹介
【対州そば】長崎県・対馬
日本で初めてそばの文化が伝わったと言われる対馬。
そばの栽培も対馬で行なわれており、対馬産のそば粉で作られた9割そばをご用意いたしました。今回は、ざるそばとしてお酒の〆に是非お召し上がりください。
文 松本 隆宏
写真 幸 秀和
2016年05月07日
献立紹介
日本で初めてそばの文化が伝わったと言われる対馬。
そばの栽培も対馬で行なわれており、対馬産のそば粉で作られた9割そばをご用意いたしました。今回は、ざるそばとしてお酒の〆に是非お召し上がりください。
文 松本 隆宏
写真 幸 秀和
2016年05月07日
献立紹介
東洋の文化である餡(あん)を、西洋から伝わったカステラで巻いた対馬の郷土的なお菓子です。
長年、福岡で和菓子職人をされていた根津敏也さんは、自分が「対馬にできる事はなんだろう?」と考え、現代の味覚に合わせた甘さ控えめのかすまきを生み出しました。
白餡(インゲン豆)と黒餡(あずき)の二つの味をお楽しみください。
文 松本 隆宏
写真 幸 秀和
2016年05月01日
献立紹介
韓国より伝わった焼肉文化から生まれたとんちゃん。
味噌と醤油を用いた特製のたれに漬け込まれた豚のロース肉と野菜を一緒に焼き上げました。対馬のソウルフードと呼ぶ島民も多く、みんなが集まるバーベキューには欠かせない一品です。
文 松本 隆宏
写真 幸 秀和
2016年05月01日
行商日記
鳥取県境港の朝はコーヒーではじまる。
わけではないですが、ぼくは温かいコーヒーをすすりながら、
炭に火をつけていました。
場所は、境港にある水木しげるロードの一角。
水木しげる記念館の館長さんの粋なはからいで最高のスペースを貸していただき、
ぼくはここで岩がき春香をバーベキュー台で焼いて販売する行商を
始めることにしました。
ゴールデンウィーク中の境港への来客数は、約24万人(鳥取県内で第一位)。
この人数に対して、ぼくは岩がきを何個用意すればよいのか全く分からず、
とりあえず適当な感性を働かせて、100個の岩がきを仕入れることにしました。
炭に火が付き、ぼくは岩がきを試しに網の上に置いてみました。
お恥ずかしい話ですが、バーベキュー台で岩がきを焼くのはこれが初めてで、
まあ、ハマグリみたいにパカッと勝手に口を開くだろうとタカをくくっていました。
3分経過。
岩がきはピクリとも動きません。
5分経過。
岩がきはピクリとも動きません。
10分経過。
岩がきはピクリとも動きません。
あれ、おかしいな、と思い、岩がきを手にした瞬間、
ピュッと高熱の岩がきの汁がぼくの手にかかり、
ぼくは口を開かない春香への憤りと、事前準備をしなかった自分への呪詛と、
見知らぬ土地で火傷をした哀しさとで、いたたまれない気持ちになってきました。
販売開始まであと30分。
まずい、このままじゃ100個どころか1個も売れないんじゃないかと焦りはじめ、
焦れば焦るほど、岩がき春香はぼくをあざ笑うかのようにピクリともしません。
半分泣きそうになり、春香は稀代の悪女かもしれない、と思った矢先に
何処かからぼくを呼ぶ声がしました。
「あれ、佐藤くん、何やってるの?」
ぼくはその人の顔を見た瞬間、トイレに神様がいるように、
行商にも神様がいると実感しました。
文 佐藤 喬
写真 幸 秀和
2016年04月28日
お知らせ
いつもご来店ありがとうございます。大変ご好評の「島めぐりランチ御膳」が
GWの間、さらに色んな島をめぐります。
「今月の島の特別献立の一品」や「夜限定の献立」「その日限定食材」など
新しい島の食材、文化、歴史との出会い、お届けします。
(営業日)
4月29〜5月8日
昼:11時30分〜14時
夜:18時〜22時(21時ラストオーダー)
※5月2日(月)3(祝日)も営業しております。
(臨時休業日)
5月9,10日
宜しくお願い致します。
写真 文
幸 秀和
2016年04月23日
お知らせ
2016年04月21日
行商日記
保々見湾が目の前にひろがる岩がき春香の生産現場。
ぼくは海士町からお借りした軽自動車の箱バンで朝8時に現場へ到
建物内はテニスが出来そうなくらいの広さで、
きれいに三列にならび、
仕事の流れとしては、大まかに「出荷」「水揚げ」「
その中からぼくには「出荷」と「岩がきの手入れ」
岩がき春香は、SS、S、M、Lの4種類のサイズがあり、
出荷の際にはズラッと並べられた発注書通りに発砲スチロールに箱
朝の出荷は戦場のような忙しさで、「箱大、M10、L10」「
全国の配送先が書かれたスペースに積み上げていきます。
ぼくが出会った頃の春香は、
まだセーラー服におさげ髪のようなあどけない感じでしたが、
出荷の際には、
なんとなく昔の彼女が結婚してしまうような、
一抹の悲しみを感じたのを覚えています。
慌ただしい出荷作業が終わると、一服休憩。
「にいちゃん、どこから来た?」
「彼女はいるのか?」
「飯、作れるのか?」
現場のおじさん、おばさんたちから温かい質問攻めを受けつつ、
食材のひとつひとつが家庭に届くまでには、
そして、フジツボ。
春香は三年間も海の中にいるので、
フジツボたちを定期的に落とすことで、
何万、何十万のフジツボをワイヤーブラシで落とし、
江戸時代の銭湯でお客様の背中を流す三助のような感じでした。
そんな一ヶ月が過ぎ、GWの間、
行先は、鳥取県境港の水木しげるロード。「売れるのかな?」
文 佐藤 喬
写真 幸 秀和
2016年04月14日
物販紹介
八丈島近海で獲れた青ムロアジでつくった
くさやを食べやすく味付けし、
手軽に使える瓶詰めにしました。
そのままおつまみにも、
ほぐしてお料理にも使えます。
文 菊地 真琴
写真 幸 秀和
2016年04月14日
物販紹介
八丈島で育ったビタミン豊富な
パッションフルーツを使った
4倍希釈のドリンクベースです。
お水や炭酸で割ってジュースに。
八丈島では焼酎割りで楽しみます。
文 菊地 真琴
写真 幸 秀和
2016年04月14日
物販紹介
八丈島の北方近海を流れる黒潮は
流れが速く、とてもきれいな海水で
「黒瀬川」と呼ばれています。
紺青にも見える海の恵みを活かした
八丈島の手作り自然塩です。
文 菊地 真琴
写真 幸 秀和