2018年04月01日
献立紹介
【牡蠣と黒海苔の天ぷら盛り合わせ】三重県・答志島
島牡蠣「桃こまち」をまるごと3個、天ぷらに。
あつあつとろとろの食感をお楽しみいただけます。
冬のあいだ休みなく漁を行っている、磯の香りあふれる黒海苔の天ぷらを添えました。
文 今泉 祐紀子
写真 幸 秀和
2018年04月01日
献立紹介
島牡蠣「桃こまち」をまるごと3個、天ぷらに。
あつあつとろとろの食感をお楽しみいただけます。
冬のあいだ休みなく漁を行っている、磯の香りあふれる黒海苔の天ぷらを添えました。
文 今泉 祐紀子
写真 幸 秀和
2018年04月01日
献立紹介
わかめの根っこ、めかぶを細長く刻んだものを「めひび」と呼び、島では醤油で味つけしただし汁や味噌汁にいれて食べます。とろとろしたぬめりと磯の香りが食欲をそそる、島の食卓に欠かせない一品です。
お席でお出汁を温めて、茶色のままの「めひび」を加え、鮮やかな緑色に変わる瞬間をお楽しみいただけます。
文 今泉 祐紀子
写真 幸 秀和
2018年04月01日
献立紹介
島の飲み屋で枝豆代わりに山盛り出てくる、おつまみにぴったりな「ウタセえび」の佃煮、いわしの稚魚「かちり」の佃煮、磯香る島の「黒海苔」をご飯のおともに。
お吸い物には、島の海女さんが採った海藻「けのり」をいれてお召し上がりください。
文 今泉 祐紀子
写真 幸 秀和
2018年04月01日
物販紹介
全国でも一、二を争う豊かな漁場、答志島で生まれた黒海苔です。
黒々としたツヤは上質な海苔である証拠。
磯の香りが口中に広がる、甘みと口どけの良さが特長です。
海苔にほんの少しお醤油をたらし、白米をくるんで食べるのが1番!
という海苔の生産者さんおすすめの食べ方で是非お召し上がりください。
文 今泉 祐紀子
写真 幸 秀和
2018年03月31日
お知らせ
2018年03月31日
学生島物語
こんにちは!
離島キッチン六大学プロジェクト、早稲田チームの大野木です!
こちらのブログには2回目の登場で、前回は僕の方から八丈島視察にて一番初めに訪ねたマルタ水産加工場の浅沼さんをご紹介しました。
そして、今回は視察の際に訪れた観光スポットをいくつかご紹介したいと思います!
これまで島の食材などの紹介を数回にわたりお届けしたかと思いますが、八丈島はグルメだけではありません。
アクティビティや絶景など、観光地としてもとても魅力があります!!
八丈島の有名なアクティビティといえば、きれいな海やビーチでできるマリンスポーツかと思いますが、私たちが島を訪ねたのは2月、、、
さすがの南国八丈島でも2月は寒くて海どころではありませんでした(笑)
しかし!
八丈島の観光は海だけではありません!
まずご紹介したいのが、八丈島の絶景スポット!
八丈島は八丈富士と三原山の二つの山でなる島ですが、そのそれぞれの山から見える景色がとてもきれいです。
まずはこちら!登龍峠の展望台からの眺めです!
三原山のまるで龍が昇っていくかのようなくねくねした峠道を上り終えたところにある展望台からは島の中心部がきれいに見えます。
「あ、船の着く底土港」
だとか、
「あ、あれは空港だ」
など、島の中心部の主要スポットと島の周りのきれいな海、そして周辺の島などが一望できます。
また、この展望台までの道のりは、登龍峠と名前がついていますが、こちらは道の途中に龍の絵が描かれていて、自分も龍と一緒に山を登っているような気持ちになれます(笑)
次にご紹介するのが、こちらの大坂トンネルからの眺めです!
ここは島の西側あたりにある、ながーーーーーーーいトンネルを上った先にあるのですが、ここでは船の着く港とは逆の港の景色が見えます!
島の栄えている場所ときれいな海の景色がとても鮮やかです。
天気のいい日は絶景巡りも楽しいですよ!!
ところで、八丈島の観光は絶景だけではありません。
八丈島は温泉もとても有名です!
八丈島には全部で7つの温泉があります!
僕たちもせっかくだからゆっくり温泉いくか~と思っていましたが、
生産者さんとの話が盛り上がりすぎてそんな時間がありませんでした(笑)
しかし、せっかくなので、ささっと入れる足湯に行ってきました!!
こちらは足湯きらめきという足湯で、だれでも無料で入れます(うれしい!)
ちょうどいい温度の足湯もさることながら、ここでは太平洋の水平線が眺められます。
なんと、2~3月ごろはこの足湯からの眺めでクジラが見えることもあるとか。
足湯につかりながらホエールウォッチングとはとても贅沢ですね。
皆さんも八丈島に訪れた際はぜひきらめきの湯で癒されてみてください!
このほかにも八丈島には先ほどちらりとご紹介した牧場があったり、植物園があったり、海でなく山側の観光スポットも満載です
みなさんも八丈島に訪れた際はぜひお立ち寄りください。
あ、そうそう
今回の島の観光めぐりはなんとマルタ水産でお借りしたカメさんが連れて行ってくれました。
見かけによらずなかなかワイルドな運転だったとか(笑)
こちらのカメさんには日本橋店で会えるので、皆さんカメさんに会いに離島キッチン日本橋店八丈島フェアにぜひ来てください!
今回の視察を通して、八丈のみなさんの温かさをすごく感じました!
行かなきゃわからない魅力がたくさんあります。
僕たちの情報がみなさんに届き、お店にも、島にもぜひ足を運んでいただければと思います!
それではお待ちしております!!
文 大野木 諒
2018年03月30日
学生島物語
こんにちは。
早稲田メンバーの一員として離島キッチンの企画をお手伝いしています、早稲田大学文化構想学部3年の尾崎です。
自己紹介も兼ねて、さらっと3つ好きなことを挙げてみます!
➀旅行が好き
(時間とお金が許せば、国内外どこでも飛んでいきます!実はいまこのブログも、トルコで書いてます、、、笑)
②食べることが好き
(食べ物愛は負けません!「産地直送」という言葉には特に弱いです)
➂田舎が好き
(福島県出身。時間の流れ、人との関わりを感じながら生きていきたい。。。)
あれ、これは離島キッチンやるしか!!!ってことで今回ご縁あって、このプロジェクトに参加させていただくことになりました。
他のメンバーの記事でもお伝えしているように、2月には早稲田メンバーで八丈島視察に行ってきました、、、が、せっかく初の八丈島にいくのに1泊2日じゃ勿体ない!と思い、私は1日前入りで八丈島に!(^^)
民宿に泊まり、島の素敵な方々とであい、八丈島の魅力とあたたかさを満喫しました〜
それではお待たせしました、本題へ。
私が今回紹介させていただくのは、八丈島乳業さんです!!!
八丈島乳業さんは、八丈島の国立公園内にある「ゆーゆー牧場」で、国内に1%しかいないジャージー牛を育てています。また、ジャージー牛からとれる甘く乳脂肪の生乳を、アイスクリームやジェラート、プリン、チーズなどの加工乳製品にして島内外で販売しています。
私たちも、プリンや、島のジャージーカフェにてコーヒーゼリー、レモンチーズケーキをいただきました。濃厚でとっっっても美味しい!!是非みなさんに味わっていただきたいです!!!
そんなおいしい乳製品の生みの親、八丈島乳業の代表である魚谷さんにお話を伺いました。
突然の訪問だったにも関わらず、お時間を作っていただき本当にありがとうございました。
魚谷さんは
・ジャージー牛に島の草を食べさせて放牧というかたちでのびのびと育てること
・遺伝子組み替えをしていない餌を与えること
・環境に配慮すること、などたくさんのこだわりを持って牛を育てています。
牛にとっても人によっても良い環境を作っていくことが八丈島乳業の美味しい乳製品の秘訣なのかもしれませんね!
それに加えて、「なにかを比べることじゃなく、理解してくれるお客さんがいる会社にすること」を今後のこだわりにしたいとのこと。
例えば、ジャージー牛とホルスタイン牛がいたときに、どっちのほうがいいとか悪いではなく、両方の特徴を理解してもらう、ということです。そのようなお客さんがいることで、会社も発展するだろうとのことでした!
ところで、魚谷さんは神奈川県横浜市のご出身です。大学院ではタンパク質成分の研究をし、工場やカフェで勤めた経験、震災時には復興支援として瓦礫の撤去や放射能測定など幅広くご活躍されている魚谷さん。そんな魚谷さんがどうしてゆかりのない八丈島で現在生活されているのでしょうか。それは、ひょんな旅行がきっかけだったそうです。旅行で八丈島を訪れた際に、その魅力に惹かれそこに住むことに決めたといいます。
「島のいいところは、新参者をたたくところ」
甘くすると仲良しこよしで終わってしまうが、この島には<島に来るのはウェルカムだけど、自力で(島住人として)ここまで来い。そうしたら仲間だ>という雰囲気があります。それに潰されてしまう人もいますが、自分はむしろ<やってやろう><ぎゃふんといわせてやろう>という気持ちになりました。
島の人の愛情!愛情!愛情ですね!!!
「八丈島は実はもっとポテンシャルのあるところです」
ある意味、離島だからこそ新しいことをしやすい環境にあり、ひとつの国のように独自性が保てる環境にあります。それに加えて東京本土から飛行機で40分の近さ。島が拠点の生活もありえるのでは。
確かに!!!
(たびたび欠航遅延ありますが)通勤時間40分なら通えますね!笑笑笑
そうはいってもまずは、ひょこっと離島キッチンに来てみてください!来ていただいたお客さんが八丈島に行きたくなるような、そして実際に行って住みたいと思ってもらえるようなお店になるよう、オープンまであと少しですがみんなで頑張っていきます!!
今回ご紹介した八丈島乳業のモッツァレラチーズはメニューになっているので是非みなさんに召し上がっていただきたいです(^^)
文 尾崎 友里恵
2018年03月16日
学生島物語
どうも、早稲田チーム最年少の1年生、福元康平です。
さて、僕が紹介するのは…八丈太鼓の演奏、伝承を行なっておられる団体、”よされ会”です!
島に着いた日の夜、島の集会所的なところに集まり、八丈太鼓の説明をしていただきました。
八丈太鼓は、1つの太鼓を両側から叩きます。複数の太鼓であれば両側から叩くこともありますが、1つの太鼓を両側から叩くのはとても珍しいそうです。片方の人がリズムを取り、もう片方の人がそのリズムに合わせて自由に演奏していきます。演奏の際、郷土の歌が盛り込まれることもあるそうです。
そんな八丈太鼓の演奏を僕たちも体験してきました。最初はリズムに乗って創作の演奏をするのは難しかったのですが、慣れてくると案外楽しいものです。
”よされ”とはそもそも、八丈の方言で”集まれ”という意味。
八丈太鼓の演奏、伝承を行うと書いたものの、実際にはよされ会の方々は、お酒を飲みながら気の向くままに太鼓を叩いているとおっしゃっていました(笑)。愉快な仲間たちと太鼓を叩いておられるときのイキイキとした顔を見て、八丈島や八丈太鼓への愛が伝わりました。
また、八丈島では2010年から毎年1度、24時間チャレンジ八丈太鼓というイベントが開催されているそうです。経験者未経験者一切関係なく、24時間八丈太鼓をリレー形式でみんなで叩き続けます。例年10月に行われるそうなので、皆さん興味があればぜひぜひ八丈島に足を運んでみてください!!
文 福元 康平
2018年03月11日
学生島物語
こんにちは。
慶應義塾大学1年水戸梨乃です。
お料理と旅が大好き、北海道出身の大学生です。
今回、まだ多くの方が知らない「ある食べ物」の魅力をお伝えしたく、筆を執らせていただきました。
「ある食べ物」とは、八丈島の特産品で、開いたり、液につけたり、干したりしてできる食べ物なのですが...
皆さま、推測できましたでしょうか。
それは、「くさや」※1です。
実は私自身、「くさや」を八丈島のこのプロジェクトがきっかけで知りました。
「くさや」とは、江戸時代以前から続くといわれる伝統的な食品で、トビウオやムロアジを究極に発酵させた干物のことです。
さっそく「くさや」についてもっと詳しく知るべく、八丈島の港のすぐそばに位置するくさやの加工場※2へお邪魔させていただきました。
中から出てこられたのは、素敵な笑顔をお持ちの店長、長田さん。
と、くさやの独特な香り。
そして長田さん、自作のくさやをオーブントースターで焼き、試食させてくださいました。(これがくさやの美味しい食べ方です)
お魚の凝縮された旨味が本当に美味しい!!
美味しすぎて図らずもどんどん手が伸びてしまいました。
訪問前に、自分で焼いて食べたくさやとは別格のお味でした。(汗)(笑)
長田さん曰く、焼き方にコツがいるようです。
弱火で、半生に。そして焼きたてを食べること。
(この焼きたてのくさやは離島キッチンにてご賞味できます。是非ご堪能ください。)
―でも、どうしてこんなに美味しいのでしょう?―
鮮度のおかげなのかしら...
長田さん、くさやの鮮度はどこで判断するのでしょう?
トビウオを例に挙げると、お腹の色で判断できます。
トビウオは鮮度が落ちると、勿論目や鱗も赤く染まってきますが、それ以上に早く赤くなってしまう部分がお腹なのです。
以上を踏まえて、ご覧ください。長田さんのトビウオくさや、
(左がムロアジ、右がトビウオ)
お腹が真っ白です。
これが鮮度の証。何しろ加工場が港から車で38秒という近距離に位置するので、獲れたてのお魚を加工できるわけです。
そしてもう一つ美味しさの秘密。
こちらは「くさや」にこれからなろうとするお魚さんたちがつけられる、くさや液※3です。
このようにぐるぐるかき混ぜると...
くさや液の発酵菌がぷくぷくしてきます。
なんと、この液に含まれる抗生物質は切り傷などの外傷に効果があるので、この液中に怪我をした手を入れると化膿せずに治ってしまうそう。
また、こちらのくさや液に含まれる細菌数は、ヨーグルトの細菌数に相当するそうです。(宮城学院女子大学大学院の研究より)
このような不思議な力をもつ発酵菌たちも、長田さんのくさやの美味しさを生み出す協力隊の一員だったのですね。
ぐぅ〜。。。(お腹の音)
ブログを綴りながら、私自身も長田さんのくさやをもう1度食べたくなってしまったところで、筆を置くことにいたします。
皆さま、八丈島に訪れた際には長田さんのくさや加工場へ是非お立ち寄り下さい。出来立てほやほやの、プロが焼いたくさやをいただくことができます。
加えて、離島キッチン日本橋店にて長田さんのくさやをご賞味くださいませ!
「くさや」についてもっと詳しく知りたい方は、下記のURLをご参照ください。
※1くさやの作り方 http://kusayaya.com/aaaaa/aaaaaoeasae/
※2長田さんのくさや加工場 http://kusayaya.com/aeaefa/
※3くさや液とは http://kusayaya.com/aaaaa/aaaaeaa/
長田さんについては、http://kusayaya.com/aaaaaaae/aoeacieaca/
文 水戸 梨乃
2018年03月10日
学生島物語
こんにちは!早稲田大学教育学部の松澤です!
もともとバックパッカーで国内外へ旅行をしていたのですが(インド7週間は武勇伝です 笑)、瀬戸内の島々へ遊びに行ったときに島に惚れました。なんでしょうね、あの島特有の空気…好き…
そんなわけでもちろん八丈島にも実際に行ってきました!
そして今回ご紹介するのはこちら!!
じゃん!
八丈フルーツレモン!!!
八丈島の特産品のひとつでもある八丈フルーツレモンの特徴は…
大きい!!!
甘い!!!!
(早稲田大学チームの頼れるアニキ、のぎちゃんと共にお送りしました。)
写真に注目!
皮ごとかじってますよね!
そう。八丈フルーツレモンは皮の苦みが少なく、
オレンジと掛け合わせた品種のため、酸味も穏やかなのです。
大きさはふつうのレモンの約2-3倍。
2014年に公募で「八丈フルーツレモン」の名前がつくまでは、「菊池レモン」と呼ばれていたこのレモン。
菊池雄二さんという方が八丈島で育て始めたのがきっかけで作られるようになったようです。(実は、八丈島では菊池姓が一番多いんだとか!)
そんなレモンを使ったメニュー、もちろん店舗でも出します。
(試作会より)
美味しそう!!お洒落!!!!
こちら、お昼のメニューでお出しする「八丈フルーツレモンのクリームパスタ」です。
また、カフェタイムには「パウンドケーキ」もお出しする予定です!
ぜひレモンの違いを確かめに食べに来て下さいね????
文 松澤 美奈子