日本橋店 特別企画

小値賀島フェア

小値賀島フェア

presented by 離島キッチン

小値賀島へは、佐世保港から高速船で約1時間半、博多港からフェリーで約5時間。



 「小値賀」の由来は、遡ること約1300年前。奈良時代初期に書かれた『肥前国風土記』に、景行天皇が志式嶋(現在の長崎県 平戸市志々伎)の行宮にお見えになった際「遠くにあるが近くに見える」と申されたと記述があり、近島(値賀島)と呼ぶようになる。以降、第一の島を小近(小値賀島周辺)、第二の島を大近(仲通島、及びそれ以南の島)と称するようになった。現在では小値賀島のみ、当時の名前のまま呼ばれている。



 海中火山の噴火によってできた島は、平坦な土地を形成し、遠浅な海では、幕府に認められるほど海産物に恵まれています。その五島灘に面した島では、ブランド化されたイサキやタチウオ。ヒラスもたくさん水揚げされます。畑では肥沃で水はけの良い赤土と絶えず海から吹く潮風により、稲作をはじめ、落花生や実えんどうなど農作物が豊富です。赤土で育てられた根菜は、驚くほどに甘く濃い味に。



 ほとんどの食材を島内消費している小値賀島は、お裾分けが盛んに行われています。余ったものを分けるのではなく、海の幸や山の幸など自然からいただく「福」を、お世話になっている相手に渡す。お福分けとも呼ばれる一つひとつの想いが、輪のように巡り巡っているのです。

今回は、今が旬の落花生や、赤土で育った甘い切り干し大根、小値賀で水揚げされたイサキ、ヒラマサなどたくさんの食材を分けていただきました。

日替わりで登場しますので、小値賀島の自然の恵みや郷土の味を存分にお楽しみください。