神楽坂店の今月の島

「花の浮島」北海道・礼文島

礼文島はアイヌ語「レプンシリ」に由来し、「沖の島」という意味の、日本海に位置する最北の有人離島です。南北 29 km、東西 8 km の細長いこの島は、太古の昔、大陸から切り離されたことで奇跡的な自然が今もなお残されています。
最大の特徴は、色とりどりの 300 種類もの高山植物。本州では 2000 m 級の高山でしか見られない植物が、礼文島では海抜 0 m から見られます。6 月には島中が花々に包まれ、この景色を求めて大勢の人々が訪れます。
トレッキングコースが多いのも魅力のひとつ。氷河期からの貴重な植物や、礼文島だけに咲く花々と、壮大な景色は圧巻です。また、離島のため生息する動物が限られおり、哺乳類はネズミ・シマリス・イタチなどの小動物だけ。ヒグマやキタキツネは生息していません。
そして礼文島を語る上ではずせない豊富な海鮮たち。再北限に位置する礼文の海は極寒で、冬の水温はほぼ 0 ℃。この冷たさが、最高級のホッケや鱈、タコや鮭をたくましく育てます。冬ならではの味覚をどうぞお楽しみください。
東京から稚内空港まで 1 時間 55 分。稚内から礼文島までフェリーで約 2 時間。北の離島は少し遠く感じますが、礼文島でしか味わえない感動があります。2019 年の島旅始めは、礼文島で決まり!

今月の夜の特別献立(神楽坂店)

ホッケの飯寿司

脂のりが最高のホッケを使い、米・麹・野菜を混ぜ、
じっくりと乳酸発酵させたなれずしの一種。
北国のお正月には欠かせません。
限られた時期しか製造、漬け込みができない、島伝統のおふくろの味。
日本酒との相性抜群です。

礼文の海の幸 三種盛り

礼文のおいしい味覚盛り合わせ。
まずはここから礼文を楽しみましょう。
「ホッケの燻製」脂のり最高。軽く炙ってお酒のあてに。
「ギスコ」ギスカジカの卵の醤油漬け
「根昆布佃煮」歯応えのある大きな昆布。食べ応え十分!

糠ホッケのマリネ風サラダ

礼文島の郷土料理の糠ホッケ。
その名の通り、ホッケをぬか漬けにした保存食です。
ホッケは生で食べると生ハムのような食感と味に。
島で教わったオススメの食べ方、
マリネ仕立てでさっぱりとした味わいです。

糠ホッケの礼文だし茶漬け

生の糠ホッケと、とろろ昆布をたっぷりのせたご飯に、
熱々の礼文だしをかけた〆にぴったり飯。
まずはとろろ昆布と白いご飯だけで食べるのもよし。
北海道に欠かせない、山わさびとご飯を食べるのもよし。
お腹いっぱいでもぺろっといけちゃいます。

ホッケのちゃんちゃん焼き

礼文島周辺で獲れるホッケは、
その脂の乗りと肉つきの良さから北海道でもトップクラスの品質です。
礼文のホッケ漁の対象となるのは、
豊富なエサを食べ成熟した「大人のホッケ」。
味噌と長ねぎをのせて焼いた、島ならではの料理です。
やわらかいホッケの身と味噌でごはんもお酒も進みます。

〜冬の贅沢、礼文島の真だら〜

一年中獲れる鱈ですが、冬の真だらのオスは
身がとても厚く、味・大きさ・肉質ともに評価が高いそうです。
北海道で「たち」と呼ばれる白子も、
十分に成熟しており濃厚な味わいはこの時期ならでは。
数に限りもありますが、肝を使ったメニューも登場するかもしれません。
※仕入れによって提供できない日もございます。ご了承ください。

鱈とたち(白子)の揚げだし

鱈の身とたちの天ぷらに、だしつゆをかけました。
たちの濃厚さがより味わえる、身体も温まる一品。

たちポン酢

新鮮な真だらだからこそ、おいしい。
さっぱりとしたゆずポン酢でどうぞ。

「花の浮島」北海道・礼文島の場所