福岡店の今月の島

長崎県・対馬

九州本土から約132キロ、朝鮮半島から約49キロと地理的には本土よりも朝鮮半島に近い長崎県・対馬。
気候は暖流である対馬海流の影響で、年間を通して温暖で雨が多いのが特徴。また、島の面積の88%が山林で、オウゴンユリや対州馬、ツシマヤマネコといった希少な生物が生息する自然豊かな環境があります。
遣唐使の寄港地としても知られる対馬では、大陸から伝わった料理屋、大陸や日本の文化の融合など、国境の島ならではの食文化が育まれてきました。日本と大陸の文化融合の窓口でもある、対馬の食を是非ともお楽しみくださいませ。

今月の夜の特別献立(福岡店)

とんちゃん焼き(豚ロースの甘辛炒め焼肉)

韓国から伝わった焼肉文化から生まれたとんちゃん。
味噌と醤油を用いた特製のタレに漬け込まれた豚のロース肉を
野菜と一緒に焼き上げました。
対馬のソウルフードと呼ぶ島民も多く、みんなが集まるバーベキューには欠かせない一品です。

連子鯛(れんこだい)の干物

玄界灘で獲れる良質な魚を限りなく良い状態で加工するために
港近くに工場を構える真心水産さん。
一つ一つの魚を職人さんたちが手でさばき、
一枚ずつ丁寧に高品質な干物に仕上げています。
噛みしめるほどに海の滋養が口の中に広がる絶品の干物です。
ふっくらとした身と絶妙の塩加減が日本酒と合います。

対州そば

日本で初めてそばの文化が伝わったと言われる対馬。
そばの栽培自体も対馬で行われており、
対馬産のそば粉で作られた9割そばをご用意いたしました。
今回は、ざるそばとしてお酒の締めに是非お召し上がりください。

せんそば

対馬で古くから伝わる保存食「せん」をそばの要領で麺にした食材。
サツマイモを発酵させたデンプンや食物繊維からなる
独特のもちもちした食感はどこでも食べられない、対馬オンリーワンのものです。
「孝行麺」とも呼ばれます。
シンプルにつゆにつけてお召し上がりください。

かすまき

東洋の文化である餡(あん)を、
西洋から伝わったカステラで巻いた対馬の郷土的なお菓子です。
長年、福岡で和菓子職人をされていた根津敏也産は、
「自分が対馬にできることはなんだろう?」と考え、
現代の味覚に合わせた甘さ控えめのかすまきを生み出しました。
白餡(インゲン豆)と黒餡(あずき)の二つの味をお楽しみください。

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