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2016年01月16日

行商日記

行商日記 第7回

フェリーが別府港(西ノ島)に到着する。
ここから菱浦(海士町)に行くには、内航船に乗り換えなければいけない。

西ノ島から海士町へは内航船で5分ほど。
内航船の出港後、運賃の300円を船員さんが歩き回って回収する光景は、
とてもアナログな感じで、島の人のあたたかみを感じさせてくれました。

時刻はすでに18時頃で、あたりは真っ暗になり始めています。
大型バイクのようなエンジン音を鳴らして暗い海を走る内航船は、
何となくハーレーを彷彿とさせ、
ぼくは映画のイージー·ライダーを思い出していました。

そして、海士町の灯りが徐々に近づいてくる。
都会にはない安らぎを与えてくれる町の灯り。
エンジンの音が鎮まり、ゆっくりと船が菱浦港に着岸する。

港には仕事帰りの方や、船を待つ高校生たちの姿がチラホラと。
その中に「海士町観光協会」という紙を持った青年が一人立っていました。

「海士町へようこそ」と声をかけてくれた青年のとてもきれいな目。
彼の名前は青山敦士くんで、3年前に海士町にIターンしたとのこと。

「若い移住者が増え、何かが起こり始めている島」というフレーズが頭をよぎり、
ぼくは青山くんの澄んだ目を見ただけでも、海士町に来た甲斐があったな
と感じました。
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そんな折、パチッとぼくの頭の中で、「何か」のスイッチが切り替わりました。
そして、島の色彩が今までにはないほどリアルに目に飛び込んできます。

緑は緑、青は青、黒は黒というように、とてもはっきりと。
それは、白黒テレビがカラーテレビに変わった瞬間のようでした。

その瞬間、ぼくはここで働くことになるかもしれない、
という予感が確信に変わりました。
でも、とか、もし、とか可能性の接続詞は一切排除され、ごく当たり前のこととして、
ぼくは海士町と関わることになる、という確信に。

ちなみに、この時に行商の面接に来たのは、日本全国から総勢10名。
年齢も職業も住所もみんなバラバラで、フェリーで見かけたミニスカートの
女の子は小豆島出身ということでした。

その翌日、衝撃的な出会いがぼくを待ち受けていました。

文 佐藤 喬
写真 幸 秀和

2016年01月14日

献立紹介

新潟県・佐渡島〜佐渡の煮しめ〜

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佐渡の正月やお盆、冠婚葬祭の集まりごとに必ず登場するのが「煮しめ」
特に海沿いの集落では、焼いたスケトウダラ(焼きすけと)を入れています
レシピは両津地区の兵庫さんに教えて頂きました

写真 文
幸 秀和

2016年01月14日

献立紹介

新潟県・佐渡島〜ふぐの子の粕漬け〜

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猛毒であるごまふぐの卵巣を二年以上塩漬けすることで毒を抜き、
酒粕に一年以上漬け込むことで塩が抜けて、さらに甘みが出て、
佐渡が誇る最高の珍味に仕上がります
離島キッチンでは、薄くスライスして軽く炙ったものをお召し上がり頂けます

写真 文
幸 秀和

2016年01月14日

献立紹介

新潟県・佐渡島〜かあちゃん漬け(みそ漬け)盛り合わせ〜

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金井地区の農家の女性で構成されている、金井かあちゃん漬けグループの結成は1975年
地元の野菜を使い、化学調味料や添加物を一切使わない
自然の素材を大切にしたものづくりを一貫して行なっています

写真 文
幸 秀和

2016年01月14日

献立紹介

新潟県・佐渡島〜おけさ干し柿〜

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おけさ柿は、佐渡のブランド柿の名前で、
古くから伝わる民謡「佐渡おけさ」から名付けられました
柿の皮をむいてから寒風にさらすことで、
果実の糖分が外側にあふれ出し、旨みと甘みがぎゅっと濃縮されます
佐渡の冬の味覚の代名詞を是非ともご賞味下さい

写真 文
幸 秀和

2016年01月13日

物販紹介

長崎県・壱岐島「ゆずの香」

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古くから、日本と大陸を結ぶ中継地として
栄えてきた壱岐島。

壱岐島産の柚子果汁に、
はちみつと砂糖を加えてつくった
優しい味わいの柚子飲料です。
着色料・保存料は使用していません。

冬はお湯で薄めてホットジュース、
夏は冷たいソーダで割って柚子ソーダなど、
季節に合わせて様々な飲み方を
お楽しみください。
酢物の隠し味や焼酎カクテルにもどうぞ。

文 辻原 真由紀
写真 幸 秀和

2016年01月08日

行商日記

行商日記 第6回

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出港後、ゆっくりと霞んでいく境港をデッキの上で眺めながら、
ぼくはまだ見ぬ海士町に思いを馳せていました。

どんな場所なんだろう。どんな人が住んでいるんだろう。
そして、どんな生活を送っているんだろう。

大学院生の頃、神戸から上海まで船で行ったのですが、
その時よりも心境的には遠く、そして魅惑的な土地へ行くような陶酔。

出発前にあったささやかな不安は境港を離れるにつれて
きれいになくなり、ただただ到着が楽しみでした。

フェリーの中はほとんどがご年配の方ばかりでしたが、
一人だけ、ミニスカートをはいた二十代の女性がいました。

服装もどこか垢抜けていて、スラリとしたスタイル。
ぼくは直感的に「この人も行商の面接だろうな」と感じました。

後日、その子とぼくとが行商人の採用に至るのですが、
この時にはまだ知る由もなく、船内で話しかけることもありませんでした。

出航してから2時間が過ぎた頃。
ぼくは船内にあるゲームコーナーへ。

ゲームは、麻雀とシューティングゲームのみ。
戦闘機が敵を倒すゲームを小学生低学年くらいの男の子がやっていました。

麻雀ゲームをやろうかやるまいか逡巡していると、
ふいに男の子が「いいよ」と言って、ゲームの席を譲ってくれました。

しかも、席を譲ってくれただけではなく、
次のステージに進んでいるゲームをぼくにプレゼントしてくれたのでした。
慌ててゲームに向かうぼくと、後ろでぼくのゲームを見つめる男の子。

もしかしたら、この子にゲームのプロと思われているのかもしれない。
それはマズイと思ううちに、あっけなくやられて画面には「GAME OVER」の文字。

男の子は「なあんだ」と言って、ゲームコーナーを去っていきました。
がっかりさせたのは申し訳ないけれど、すねた男の子の顔が少しだけ息子に似ていました。

文 佐藤 喬
写真 幸 秀和

2016年01月07日

献立紹介

【お昼の献立紹介〜島めぐりランチ御膳〜】

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全国の島から届く食材で、内容が変わります
今日はどの島が登場するのか、お楽しみに

(写真)
淡路島のたこの唐揚げ、倉橋島のカキフライ
トカラ列島のかつおのたたき、徳之島のみそ豆
保戸島のマグロ漬け、篠島のしらすおろし
佐渡のかあちゃん漬け、隠岐島のふくぎ茶

写真 文
幸 秀和

2016年01月07日

献立紹介

【お昼の献立紹介〜寒シマメ漬け丼〜】

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シマメとは「スルメイカ」のこと
12〜2月の寒い時期に旬をむかえます

肝と醤油で和えた身は、
噛むほどに甘みと旨みが広がり
卵の黄身と絡めれば、
よりまろやかな風味もお楽しみ頂けます


※平日ランチ営業始めました※
火〜金   11:30〜14:00

お昼のご来店もお待ちしております

文 写真
幸 秀和
 

2016年01月05日

お知らせ

営業時間変更のお知らせ

火〜日   11:30〜14:00
      18:00〜22:00
              (L.O.21:00)

定休日 月曜日※祝日が月曜の場合、火曜日をお休みいたします

平日のランチ営業を開始致します
本年も何卒よろしくお願い申し上げます