掲示板

2016年01月28日

お知らせ

臨時休業のお知らせ

棚卸し作業のため、
1月31日のディナー営業はお休みいたします。
来店のご検討をいただいていた皆さんにはご迷惑をおかけして申し訳ありません。
何卒よろしくお願いいたします。

2016年01月24日

行商日記

行商日記 第8回

行商面接の二日目。
この日は海士町の生産現場を見せて頂くスケジュールでした。

宮崎雅也さんのナマコ工場、隠岐牛の放牧場、さざえカレーの加工場、
最新の冷凍システムであるCAS工場などを見学させていただきました。

そして、日本名水百選である天川の水が流れ込む海士町の保々見湾に到着。
この美しい海の前で、ぼくは衝撃的な出会いをすることになります。

目の前にあらわれた子は「ハルカ」という名前でした。

みずみずしい容姿とはちきれんばかりにグラマーな肢体。
無邪気さとかすかに漂う大人の色気がとても魅惑的に感じられました。

「好きになってしまうかもしれないな」と一目惚れに近い感情を抱き、
ぼくは千葉にいる妻の顔をチラリと思い浮かべます。

と、その時、大脇さんという海士町の男性が現れ、
ハルカさんが身にまとっているものを鋭利なナイフで切り裂き、
ぼくの目の前で一気に脱がせ始めました。

「え?こんなところで?」

と思う間もなく、ハルカさんは一糸まとわぬ白い肌を露わにします。
その姿は、大自然が育んだ生命の息吹を感じさせてくれるほどに美しいものでした。
そして、ハルカさんがぼくを見てこう語りかけたような気がしました。
「ねえ、佐藤さん、好きにしていいのよ」と。

胸の鼓動が急速に高鳴り、ぼくはハルカさんに触れたい衝動を必死に抑えていました。
おそるおそる大脇さんの顔を覗くと、「どうぞ」という微笑を浮かべています。

ぼくは周りの人々の視線を気にしながらも、
意を決して中指でハルカさんの身体をくねらせ、
その豊満な肢体を一気に口に頬張りました。

「 !!!」

身体に電流が走り、細胞が歓喜の声を上げ、すべての時が止まったような衝撃。
ハルカさんの美味しさは想像を超え、至福のあまり言葉がありませんでした。




海士町のブランド岩がき「春香」。ぼくはこの日、春香さんに永遠の愛を誓いました。
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文 佐藤 喬
写真 幸 秀和

2016年01月24日

離島入門

離島入門 第4回「ないものはない」3

海士町には、ないものを活かして生まれた様々な食文化があります。
例えば、「ふくぎ茶」
和菓子の高級楊枝に使われることで有名な クロモジの木の枝を煮出したお茶で、
全国に自生するこの木の枝を煮出して飲む文化は珍しいとされます。

私が最初にこのお茶を知ったのは、昨年の夏。
離島キッチンのスタッフ採用の面談で、
「海士では、クロモジの木の枝をお鍋で煮出して飲んでてね~」
とほのぼのと海士町について語るマネージャーの佐藤さんのお話を、
木の枝?鍋で煮出す?と頭に「はてな」を
沢山浮かべながら聞いたのがはじまりでした。

今では毎日お店でふくぎ茶の説明をする側にまわって、
「こんなお茶があるんだね」
「美味しいからもう一杯いただける?」
と興味を示してくださるお客さまの表情を拝見すると、
自分の説明が届いた嬉しさが込み上げ、
私も少しは離島キッチンのスタッフらしくなってきたかな、と
ふと思います。

島で昔から飲まれ、誰もが珍しく思わなかったこのお茶に目をつけ、
商品化に取り組んだのが、島外からやってきた一人の方でした。
そして、その生産を 2004 年から福祉施設「さくらの家」が担っています。
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海士町では、「さくらの家」の生産現場を訪れました。
青いきれいな壁の木造の建物の中に入ると、
黙々と真剣な様子で作業をしている方々。
部屋の真ん中には朝、山から採ってきたクロモジの木が高く積まれていて、
それを商品に使える小枝と葉、
それ以外の部分に仕分ける作業をしているところだという説明を聞きました。
その様子を眺めていると、

「やってみる?」

と、ふいに作業中のスタッフの一人の方が
採れたてのクロモジの枝葉の入ったかごを私の方に差し出し、
そしてまた前を向いて作業に戻ります。
一緒にしゃがみ込み作業をしますが、
枝は固いし、気の遠くなりそうな枝の束に苦戦する私の横で
スタッフさんたちは驚きの速さで仕分け作業をしていきます。
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「ほらできた。これが枝。こっちが葉っぱ。」

それまで真剣な顔だったスタッフさんが立ち上がり、こちらに向き直りました。
嬉しそうに、大事そうに、仕分け終わったクロモジのかごを持ち上げて見せて、
これをあっちの部屋で最後の確認をして、 袋に詰めてお茶ができあがるんだよ、
と説明して下さった時の、ぱっと輝く楽しげな表情を見て、
このお茶の包みに込められた思いを感じました。

一杯のふくぎ茶を見ると、
このできごとを思い出します。

文 辻原 真由紀
写真 幸 秀和

2016年01月16日

みんなの日誌

あの番組に出演決定!?

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先日、あるテレビの取材がありました

タイトルを聞いただけで、誰もが知っているあの番組
映像業界の出身としては、ADの頑張りや撮影中の独特の雰囲気に懐かしさを覚えつつ
取材される側はこういう気持ちなんだな、とあらたな視点を体験しました

「島の人々」「お客様の想い」それらをきちんと、受け取り、理解すること
そして、離島への玄関口として、島の魅力をお届けする

放送日、OAが決まりましたら、またお知らせ致します

写真 文
幸 秀和

2016年01月16日

行商日記

行商日記 第7回

フェリーが別府港(西ノ島)に到着する。
ここから菱浦(海士町)に行くには、内航船に乗り換えなければいけない。

西ノ島から海士町へは内航船で5分ほど。
内航船の出港後、運賃の300円を船員さんが歩き回って回収する光景は、
とてもアナログな感じで、島の人のあたたかみを感じさせてくれました。

時刻はすでに18時頃で、あたりは真っ暗になり始めています。
大型バイクのようなエンジン音を鳴らして暗い海を走る内航船は、
何となくハーレーを彷彿とさせ、
ぼくは映画のイージー·ライダーを思い出していました。

そして、海士町の灯りが徐々に近づいてくる。
都会にはない安らぎを与えてくれる町の灯り。
エンジンの音が鎮まり、ゆっくりと船が菱浦港に着岸する。

港には仕事帰りの方や、船を待つ高校生たちの姿がチラホラと。
その中に「海士町観光協会」という紙を持った青年が一人立っていました。

「海士町へようこそ」と声をかけてくれた青年のとてもきれいな目。
彼の名前は青山敦士くんで、3年前に海士町にIターンしたとのこと。

「若い移住者が増え、何かが起こり始めている島」というフレーズが頭をよぎり、
ぼくは青山くんの澄んだ目を見ただけでも、海士町に来た甲斐があったな
と感じました。
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そんな折、パチッとぼくの頭の中で、「何か」のスイッチが切り替わりました。
そして、島の色彩が今までにはないほどリアルに目に飛び込んできます。

緑は緑、青は青、黒は黒というように、とてもはっきりと。
それは、白黒テレビがカラーテレビに変わった瞬間のようでした。

その瞬間、ぼくはここで働くことになるかもしれない、
という予感が確信に変わりました。
でも、とか、もし、とか可能性の接続詞は一切排除され、ごく当たり前のこととして、
ぼくは海士町と関わることになる、という確信に。

ちなみに、この時に行商の面接に来たのは、日本全国から総勢10名。
年齢も職業も住所もみんなバラバラで、フェリーで見かけたミニスカートの
女の子は小豆島出身ということでした。

その翌日、衝撃的な出会いがぼくを待ち受けていました。

文 佐藤 喬
写真 幸 秀和

2016年01月14日

献立紹介

新潟県・佐渡島〜佐渡の煮しめ〜

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佐渡の正月やお盆、冠婚葬祭の集まりごとに必ず登場するのが「煮しめ」
特に海沿いの集落では、焼いたスケトウダラ(焼きすけと)を入れています
レシピは両津地区の兵庫さんに教えて頂きました

写真 文
幸 秀和

2016年01月14日

献立紹介

新潟県・佐渡島〜ふぐの子の粕漬け〜

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猛毒であるごまふぐの卵巣を二年以上塩漬けすることで毒を抜き、
酒粕に一年以上漬け込むことで塩が抜けて、さらに甘みが出て、
佐渡が誇る最高の珍味に仕上がります
離島キッチンでは、薄くスライスして軽く炙ったものをお召し上がり頂けます

写真 文
幸 秀和

2016年01月14日

献立紹介

新潟県・佐渡島〜かあちゃん漬け(みそ漬け)盛り合わせ〜

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金井地区の農家の女性で構成されている、金井かあちゃん漬けグループの結成は1975年
地元の野菜を使い、化学調味料や添加物を一切使わない
自然の素材を大切にしたものづくりを一貫して行なっています

写真 文
幸 秀和

2016年01月14日

献立紹介

新潟県・佐渡島〜おけさ干し柿〜

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おけさ柿は、佐渡のブランド柿の名前で、
古くから伝わる民謡「佐渡おけさ」から名付けられました
柿の皮をむいてから寒風にさらすことで、
果実の糖分が外側にあふれ出し、旨みと甘みがぎゅっと濃縮されます
佐渡の冬の味覚の代名詞を是非ともご賞味下さい

写真 文
幸 秀和

2016年01月13日

物販紹介

長崎県・壱岐島「ゆずの香」

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古くから、日本と大陸を結ぶ中継地として
栄えてきた壱岐島。

壱岐島産の柚子果汁に、
はちみつと砂糖を加えてつくった
優しい味わいの柚子飲料です。
着色料・保存料は使用していません。

冬はお湯で薄めてホットジュース、
夏は冷たいソーダで割って柚子ソーダなど、
季節に合わせて様々な飲み方を
お楽しみください。
酢物の隠し味や焼酎カクテルにもどうぞ。

文 辻原 真由紀
写真 幸 秀和