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2017年04月19日

移住入門

移住入門 第2回

みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
小豆島では各所で桜の花が開きそして散っていく。
季節を象徴する桜の開花の一連によって、暖かさと共に春らしさを実感できるようになってきました。

さて、小豆島へ移住したわけではありますが、小豆島での生活をお届けする前に、
私が小豆島へ移住したきっかけを何回かに分けてお送りしたいと思います。

まず、私が初めて小豆島を知ったきっかけは、
ダイハツの「日本どこかで」というテレビコマーシャルを見たときでした。
俳優の吉岡秀隆さんが演じるお醤油を作る職人さんを父に持つ人物が、父親が病気で倒れたことを機に家業を継ぐために故郷の島へと戻る、そんな内容のコマーシャルです。
この故郷の島が小豆島で、島の自然風景や街並みを背景に物語は進んでいきます。

特別代わり映えのしない風景、街並みなのかもしれないのですが、
映像の中で動くものは少なくそしてゆっくりと動いてく様子に、
正反対の都心部での生活にしんどさや窮屈さを感じていた私には、
心が休まる映像でした。
この映像が頭から離れず、ロケ地を調べたところ「日本のどこかで」ある小豆島を知ることとなりました。

コマーシャルが放映された時期は当時高校3年生、2012年だったと思います。
相変わらず小豆島の映像が頭から離れない私は、
心休まる地を求めて翌年2013年に初めて小豆島にいく事となります。

2013年12月。
宇野港(岡山県玉野市)から土庄港(小豆島)へ向かうフェリーに乗り込み島へ渡りました。
冬の瀬戸内海、当然のように寒さが厳しい季節ではありますが、外の風に少しだけあたりたいと、そんなふとした考えで屋上の甲板デッキにあがりました。
そして私は次のような景色を目にしました。

島が浮かんでは消える。

船は瀬戸内海の島々を縫うように走り、
船から島までの距離が一本一本の樹形がわかるほど近い距離を航海していきます。
一つの島が浮かべば、もう一つの島が消えていく。
そして更なる島が浮かんでくる。消えていく。その繰り返し。
たった一言で表せる景色ではありますが、不思議な体験で飽きることのないその連続する景色が美しい。
船上での出来事は寒さを忘れるほどの衝撃的なものであり、終始甲板デッキに張り付いたまま土庄港へ到着したことを覚えています。

この景色こそが私にとって、瀬戸内海の始まりであります。DSC_0146


つづく。