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2017年12月05日

学生島物語

佐渡を知る~その1~

こんにちは!
現在神楽坂店にて佐渡島のマンスリー企画をやっています、法政大学チームです!

前回の学生島物語で、私たちが佐渡島に行ってきたことを、
ほんの少しだけしかお伝えできませんでしたが、今回から佐渡島で実際に体験してきたことと共に、佐渡島の魅力をもっともっと皆さんにお伝えしていきたいと思います。

まず私たちが向かったのは「尾畑酒造」
こちらでは社長の平島 健さんとお話をさせていただきました。
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(尾畑酒造)

明治25年(1892年)創業、現在まで125年間、
佐渡島を見てきた蔵元だからこそ知る歴史をたくさんお話ししてくださいました。
その中でも私たちが一番印象に残っているのは「佐渡のお酒の歴史」です。

佐渡島はかつて江戸幕府の直轄地だったことや、金山があり金がたくさん採れたことによって栄え、人口も増加し、たくさんの人が食べて生きていくために
「お米」がたくさん作られるようになりました。
しかし当時、金を手で採っていたので手で採ることに限界がみえ、
人々はどんどん金を採ることを辞め、島内の人口も減少していってしまいました。
お米の消費が減り、余ってしまったため「お酒」を造り始めたと言われています。

お酒が造られるようになったプロセスを知った私たちは、
6人全員「そういうことだったんだ!」という驚きや感動と共に、
佐渡島の歴史の面白さを感じました。
佐渡島に行く前に、島について下調べを重ねていましたが、
やはり島の方から聞くお話に勝るものはないなぁと実感した瞬間でした。
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尾畑酒造は米・水・人・佐渡の4つを「四宝和醸(しほうわじょう)」と呼び、
大切にしながら、様々な種類の「真野鶴」というお酒を造っています。
2014年からは、廃校になった校舎を仕込み蔵として「学校蔵」というお酒を造るなど、佐渡島の環境との共生を考え、また島内外の人々へお酒や佐渡について学ぶ場を
提供する活動なども積極的に行なっていらっしゃいます。

今回は、そんな尾畑酒造のお酒を3種類、神楽坂店でお楽しみいただけます!
「真野鶴大吟醸」「学校蔵2017(仕込み3号)」「真野鶴本醸造辛口《鶴》」
こちらの3種を飲み比べできるセットをご用意しました!!

佐渡島のお料理にぴったりなお酒を、私たちが厳選いたしましたので、
ぜひあわせてお召し上がりください。
お待ちしております!!

写真 文
法政大学(酒井理ゼミ) 下池瞳華

2017年11月26日

学生島物語

法政大学 佐渡島巡り

東京六大学プロジェクトの島巡り、
法政大学は新潟県の佐渡島を担当することになりました。
そこで10月6日~8日の3日間、佐渡島に行って、佐渡島を巡ってきました。

佐渡島はここにあります!
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日本全体の地図で見てもその位置がわかるように、とても大きな島です。
面積は854.49㎢と国内の離島の中で最大の面積です。
四季の変化に富んでおり、様々な歴史溢れる島です。

もちろん綺麗な海も↓
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(真野湾)

佐渡の温暖な気候に恵まれた農作物や海産物が多く存在します。
とにかく食べ物がとっても美味しいです!
私たちも現地での食事のたびに、その美味しさに感動していました!

そのひとつはお米です。
2008年から佐渡市認証の「朱鷺(とき)と暮らす郷づくり認証制度」に沿った栽培方法で作られる「朱鷺と暮らす郷」というブランド米があり、
佐渡島のお米は国内でもトップクラスの品質を誇ります。
(後の学生島物語で紹介します!)

海産物では、佐渡で「南蛮エビ」と呼ばれるエビや、
しゃぶしゃぶにして食べても美味しいブリが水揚げされます。

また「弁慶のはさみ岩」などの景勝地、佐渡の長い歴史を感じる「たらい舟」が
体験できる観光地など、見どころ満載楽しさ満載の島です。
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(弁慶のはさみ岩)

そんな素敵な島「佐渡島」の魅力を存分に詰め込んだマンスリー企画を、
私たち法政大学チームは12月の1ヵ月間、離島キッチン神楽坂店で実施いたします!
12月へ向けて、法政大学酒井理ゼミのメンバー6人の力を合わせて
企画考案に奮闘中です!!その様子や島での体験をお伝えしていきます。
よろしくお願いします!

前回の記事の一番下に挿入

写真 文
法政大学(酒井理ゼミ) 下池瞳華

2017年11月23日

学生島物語

立教大学・法政大学の学生店舗企画発表会

2017年8月31日、再び立教大学と法政大学の学生たちが一堂に会しました。
Kick offから2ヶ月。各大学の学生たちが考案した離島の魅力を伝えるための店舗企画の発表日でした。

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この日は、学生以外にも様々な業界から企業の方々をお招きし、学生の企画をたたき台に、より多くの人に島の魅力を伝えていくための議論を行いました。

出店予定の店舗周辺の実地調査から、顧客調査、担当する島への渡航を通してつくりあげた企画。それぞれの大学に個性があり、興味深い発表会となりました。

立教大学は長崎県福江島を担当し、「都会の離島へ旅をしよう」をコンセプトとした店舗企画を発表しました。普段遠出をしたいけど忙しくて頻繁には行けないというニーズを踏まえて、20代ー30代の社会人の方々に、来店すれば島に行ったような感覚を味わえる非日常体験を提供するというものです。
中でもポイントとなる施策は、ツアーと称するコース料理の提供。
「福江を味わう海と山のツアー」という名の下、それぞれの料理に使われている食材がどこでつくられているのかを地図上で示すメニューを作成、料理を食べながら島を回っている感覚を体験できるサービスを提供します。

*立教大学の企画資料
https://www.slideshare.net/ssuser276774/ss-82338827

一方法政大学は新潟県佐渡島を担当し、「佐渡人(さどんちゅ)と話して、知って、
繋がるお店」をコンセプトとした店舗企画を発表しました。

フォトジェニックなものを求める人やカメラ好きな人をターゲットに、
思わず写真を撮りたくなるようなお店を企画しました。
中心となる施策は、島の生産者からの手紙を料理と共に提供するサービス。
来店されるお客様に向けられた佐渡人からの手紙を渡すことで、思わず嬉しくなって写真を撮ってもらうということを狙うと同時に、一度佐渡島に行ってみたいという感情を喚起することを狙いとしています。

*法政大学の企画資料
https://www.slideshare.net/ssuser276774/ss-82338984

このような発表を踏まえて社会人の方々からは、様々な意見が飛び交いました。
ここで得られたフィードバックをもとに学生たちはさらなる企画のブラッシュアップを行っていきます。

立教大学の企画は2018年2月に東京新店舗で実施、
法政大学の企画は2017年12月に神楽坂店で実施です。

今後も学生たちがお店を企画する様子を随時お伝えしていきます。
これからの学生たちの動きからも目が離せません。

つづく

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【東京六大学プロジェクト参加者募集中!!】
参加希望の方は、以下のURLより参加登録をしてください。
-明治大学・東京大学編- 店舗経営に興味がある学生必見!
IDEA KITCHEN六大学プロジェクト
https://trunk.fm/trainings/993

【東京六大学プロジェクトに関する問い合わせ先】
株式会社離島キッチン
プロデューサー:澤村
sawamura@ritokitchen.com
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2017年11月23日

学生島物語

伝える、届ける

そしていよいよ島を出発する時間に・・・
短い三日間でしたが、たくさんの生産者の方や食材、自然に触れることができました。
そして、お世話になった宿泊先の方々にも感謝いたします。
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福江島に来る前までは、ネットで調べた情報などから離島キッチンをどのようなものにするかアイデアを出してきました。しかし、実際に来てみると、ネットの文字だけでは知ることができない様々な魅力を見つけることができました。

今回の記事でも、たくさんの生産者の方や食材のことを書いてきましたが、
やはり文字だけでは伝わらない魅力が福江島にはあると改めて感じました。
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私たちは今回の新東京店のプロジェクトを通じ、店舗やメニューでこの島の魅力を離島キッチンに来てくださったお客様に伝えたいと思います。また、生産者の方々にお話を聞き、今回感じたことをお客様に届けなければいけないと“責任”を感じました。
これからお店のオープンまで、さらに切磋琢磨し福江島の魅力を東京で伝えられるように頑張っていきたいです。

写真 文
立教大学 内田比奈子

2017年11月23日

学生島物語

~魅力~福江島の食材を探る③

早くも福江島での実地調査最終日。
この日は朝早くから民宿先の方のご好意で、知り合いの五島牛の生産者の方にお話を伺いに行きました。
とてもシャイな方だと聞いていたのですが、お会いすると五島牛についてたくさん教えてくださり、実際に五島牛にも会わせてくれました。
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生まれたばかりの子牛もいて、とても可愛かったです。
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牛にはそれぞれ名前をつけていて、生産者の方は牛の顔の目の大きさや、鼻の高さで
きちんと見分けがつくそうで、とても驚きました!愛着を持ってきちんと大切に育てられている証拠ですね。
五島牛は、松坂牛などの種牛にもなるそうで品質も最高級。
どの牛も本当に毛並みが綺麗でした。

続いて、五島コンカナ王国に行きお話を伺いました。
ここは宿泊先としても使われる場所ですが、五島の野菜や五島ワインなど島の名産品がたくさん販売されています。

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五島の野菜をそのまま販売するのではなく、ピクルスやドライ加工してここでは販売されていました。パッケージも商品に合わせてご自身でデザインされたそうです。
とてもおしゃれで可愛いく、思わず手に取ってしまいました。

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また、五島には五島焼酎だけでなく『五島ワイン』もありました。
試飲させてもらいましたが、さっぱりとした味わいでとても飲みやすかったです。
ぜひ、福江島のお肉やお魚と一緒にお客様に楽しんでいただきたいです。

次回へ続く・・・

写真 文
立教大学 内田比奈子

2017年11月23日

学生島物語

~魅力~福江島の食材を探る②

次に、“つばき茶”の生産者の方にお話を伺いに行きました。写真1

福江島の名産である、椿(つばき)は生命力がとても強く、島にたくさん生息しています。この椿で何かできないかと、島の方々と長崎県、長崎大学、九州大学が共同で開発したのが、この“つばき茶”です。

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つばきは赤い綺麗な花で有名ですが、実は綺麗なだけでなく、薬効が多いそうです。
例えば、中性脂肪や便秘、二日酔いに効果的!
現在、機能性表示食品に申請中です。とても飲みやすく、どんなお料理にも合うので、手軽に飲むことができますよ。島の方々は、島の名産である五島焼酎を飲む前にこの椿茶を飲んで二日酔いを防いでいるそうです。

次に訪れたのは、五島うどんの生産場所。
皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、五島うどんは香川県の「讃岐うどん」
秋田県の「稲庭うどん」に並ぶ日本三大うどんの1つとされています。
五島うどんの特徴は2つあり、『手延べ』と打ち粉の代わりに『椿油』を表面に塗っているということです。このうどんにも、椿が活かされているのです!

この特徴を活かし『地獄炊き』という、熱々のお湯にそのまま入れて茹で上げる。
五島うどんならではの食べ方もあります。

写真3
実際にうどんを作っている工場を見学させていただき、手延べをするための木の道具などを見せてもらいました。

写真4
普段見かける白いうどんだけでなく、トマトを練りこんだ麺や芋を練りこんだ紫の麺など一風変わった麺も生産しています。
まるでパスタのようにモチモチで美味しいうどん。
ぜひ、お客様にも味わっていただきたいです。

次回へ続く・・・

写真 文
立教大学 内田比奈子

2017年11月05日

学生島物語

~魅力~福江島の食材を探る①

2日目の朝は、あいにく台風が直撃してしまい、
民宿先の方のご好意で早朝に漁に行くはずだった予定がなくなり、
朝市にも行けずに家でしばらく待機・・・

雨が弱まった頃に、『五島麦』『五島芋』という島の焼酎を作る
“五島列島酒造”を訪れました。
このシンプルな焼酎のネーミングの理由は、五島の魅力が詰まっているからとのこと。
島を知らない方々に是非飲んでいただき、“五島”を感じてもらいたいです。

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酵母など全てに五島列島のものが使われていて、島の方々が島の名産品となるようにと
一から作った努力の賜物です。私自身、焼酎に少し苦手意識がありましたが
若い人でも飲みやすいさっぱりとした味わいでした!
普段焼酎を飲まない方にも、ぜひ挑戦してもらいたいです。
さっぱりとした味わいのため、ご飯系でも、海鮮系でもなんでも合うそうです。

次に、野菜農家の方を訪れました。
小雨が降る中、実際に畑にお邪魔し、
とれたての生のナスと安納芋を試食させていただきました。

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普段食べるお芋より何倍も甘くとても美味しかったです。
でも、旬になるとさらに甘くなるそうです!旬のお芋を食べるのが楽しみです。

ナスは、その場でおばあちゃんが収穫したものを試食・・・生のナスは初めてでしたが、ほんのり甘くてびっくりしました!有機栽培のおかげでえぐみが少ないそうです。 
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福江島の寒暖差や日差し、土の水分の多さによっていろんな種類の野菜が大きく甘くよく育ちます。他の野菜をレストランで食べるのが楽しみです。
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(次回へ続く)

写真 文
立教大学 内田比奈子

2017年11月03日

学生島物語

魅力~自然、文化、そして人との出会い~

最初に訪れたのは、福江島の一番の魅力である ”日本一綺麗な砂浜“ で有名な高浜海岸。
白くて綺麗な砂浜と透明度がとても高い海水に、メンバーみんなが驚きました。
日本にこんな綺麗な海があったのかと感動してしまいました。写真1

水が綺麗すぎて、水面が鏡のようになり
青い空と雲がくっきりと水面に映し出されています。写真2

夕方に再び訪れると夕日が海面に映し出されて、さらに綺麗な景色になっていました。
写真3 

次に向かったのは、『水ノ浦教会』
明治12(1879)年に隠れキリシタンらによって建立された教会で
福江島の歴史を感じられる場所です。神聖な雰囲気が漂っていました。
海辺の高台に建つため眺めがよく、白い教会と青い空と海が一望できます。
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1日目の福江島探索を終え、3日間お世話になる宿泊先に夕方ごろ到着しました。
五島弁のお母さんとおばあちゃんが元気よく迎えてくれ、晩御飯をふるまってくれました。
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写真6
伊勢海老、蟹、サザエなどの新鮮な海鮮から、五島牛のステーキなど
五島ならではのメニューでした!島の方々が毎日こんなに新鮮でおいしいご飯を食べているのかと思うと羨ましい限りです。
こんな美味しい食材を使ってレストランを経営できるなんて、と期待が膨らみました!

(次回へ続く)

写真 文
立教大学 内田比奈子

2017年10月29日

学生島物語

島巡りの始まり

今年6月のプロジェクトキックオフから約2ヶ月間、
大学内で東京新店舗のためにメニューや店舗、PRに関する様々なアイデアを出し合い
学生同士で話し合いを続けてきた。
しかし、福江島の魅力を伝えるためには現地に赴き、直に生産者や福江島の食材に触れる必要がある。そのため、大学の夏季休暇に学生代表の3人で福江島へ3日間現地調査に向かうことになった。

朝早い飛行機に乗り長崎空港に向かい、そこからフェリーに乗り継ぎ
約7時間かけてやっと福江島に到着した。
天気にも恵まれ、島についた瞬間から福江島を囲む青い海や広い空、
東京都とは違う島らしいゆったりとした時の流れを感じて、
朝からの疲れが一気に吹っ飛んだ。
この日は到着時間が遅かったこともあり、福江島の観光地などに触れて、
島自体の魅力を探ることになった。

学生物語_1_写真1

学生物語_1_写真2

次回へ続く

写真 文
立教大学 内田比奈子

2017年10月12日

学生島物語

立教大学 福江島巡り

東京六大学プロジェクトの最初の島巡りは立教大学。
8月25日-8月27日の3日間で、立教大学の参加メンバー3人が担当の島である
長崎県五島列島の福江島に行ってきました。

福江島は、南に離れた男女群島を除けば五島列島の南西端に位置し、
面積326.43km2と五島列島最大、日本国内では11番目の面積を持っている島です。
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この島は、イエズス会宣教師によって、キリスト教(カトリック)の布教が行われた島であり、江戸幕府によってキリスト教禁止政策が行われている期間も潜伏キリシタンが移り住んだ島です。そのため島中に聖堂があり、今では観光スポットの一つにもなっています。
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(水の浦教会)

また、福江島には高浜海岸という天然の海水浴場としては日本一ともいわれる美しさを誇る白砂のビーチがあり、県内外からの行楽客で賑わいます。
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(高浜海岸)

そして福江島のもう一つの魅力は、手付かずのまま残っている豊かな自然から生み出される海の幸、山の幸。五島牛というブランド牛や様々な種類の魚介類、野菜が取れる島です。 その他にも五島手延べうどんやかんころ餅といった福江島にしかない食品があり、美味しい食べ物を堪能することができます。

そんな素晴らしい特色を持った島を3人の学生たちが回ってきました。 観光スポットから美味しい食材をつくられている生産者の方々のストーリーまで、島に行ってきた学生がお伝えしていきます。
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初めて島に渡った学生たちの心情の変化にも注目です! 乞うご期待!!

つづく
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【東京六大学プロジェクト参加者募集中!!】
参加希望の方は、以下のURLより参加登録をしてください。
-早稲田大学・慶応大学編- 店舗経営に興味がある学生必見!
東京六大学IDEA KITCHENプロジェクト
https://trunk.fm/trainings/994

*慶應大学の学生募集終了
-明治大学・東京大学編- 店舗経営に興味がある学生必見!
IDEA KITCHEN六大学プロジェクト
https://trunk.fm/trainings/993

【東京六大学プロジェクトに関する問い合わせ先】
株式会社離島キッチン プロデューサー:澤村 sawamura@ritokitchen.com
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