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2018年03月11日

学生島物語

八丈島 長田商店

こんにちは。
慶應義塾大学1年水戸梨乃です。
お料理と旅が大好き、北海道出身の大学生です。

今回、まだ多くの方が知らない「ある食べ物」の魅力をお伝えしたく、筆を執らせていただきました。

「ある食べ物」とは、八丈島の特産品で、開いたり、液につけたり、干したりしてできる食べ物なのですが...
皆さま、推測できましたでしょうか。

それは、「くさや」※1です。

実は私自身、「くさや」を八丈島のこのプロジェクトがきっかけで知りました。
「くさや」とは、江戸時代以前から続くといわれる伝統的な食品で、トビウオやムロアジを究極に発酵させた干物のことです。

さっそく「くさや」についてもっと詳しく知るべく、八丈島の港のすぐそばに位置するくさやの加工場※2へお邪魔させていただきました。
①長田商店の写真

中から出てこられたのは、素敵な笑顔をお持ちの店長、長田さん。
②長田さんの写真
と、くさやの独特な香り。

そして長田さん、自作のくさやをオーブントースターで焼き、試食させてくださいました。(これがくさやの美味しい食べ方です)
③焼きくさやの写真
お魚の凝縮された旨味が本当に美味しい!!
美味しすぎて図らずもどんどん手が伸びてしまいました。

訪問前に、自分で焼いて食べたくさやとは別格のお味でした。(汗)(笑)

長田さん曰く、焼き方にコツがいるようです。
弱火で、半生に。そして焼きたてを食べること。
(この焼きたてのくさやは離島キッチンにてご賞味できます。是非ご堪能ください。)

―でも、どうしてこんなに美味しいのでしょう?―

鮮度のおかげなのかしら...
長田さん、くさやの鮮度はどこで判断するのでしょう?

トビウオを例に挙げると、お腹の色で判断できます。
トビウオは鮮度が落ちると、勿論目や鱗も赤く染まってきますが、それ以上に早く赤くなってしまう部分がお腹なのです。

以上を踏まえて、ご覧ください。長田さんのトビウオくさや、
④くさやを持っている写真⑤くさやを持っている写真
(左がムロアジ、右がトビウオ)

お腹が真っ白です。

これが鮮度の証。何しろ加工場が港から車で38秒という近距離に位置するので、獲れたてのお魚を加工できるわけです。

そしてもう一つ美味しさの秘密。
⑥長田さんがくるくる棒を回している写真
こちらは「くさや」にこれからなろうとするお魚さんたちがつけられる、くさや液※3です。

このようにぐるぐるかき混ぜると...
⑦発酵菌がぷくぷくの写真
くさや液の発酵菌がぷくぷくしてきます。

なんと、この液に含まれる抗生物質は切り傷などの外傷に効果があるので、この液中に怪我をした手を入れると化膿せずに治ってしまうそう。
また、こちらのくさや液に含まれる細菌数は、ヨーグルトの細菌数に相当するそうです。(宮城学院女子大学大学院の研究より)

このような不思議な力をもつ発酵菌たちも、長田さんのくさやの美味しさを生み出す協力隊の一員だったのですね。

ぐぅ〜。。。(お腹の音)

ブログを綴りながら、私自身も長田さんのくさやをもう1度食べたくなってしまったところで、筆を置くことにいたします。

皆さま、八丈島に訪れた際には長田さんのくさや加工場へ是非お立ち寄り下さい。出来立てほやほやの、プロが焼いたくさやをいただくことができます。

加えて、離島キッチン日本橋店にて長田さんのくさやをご賞味くださいませ!

「くさや」についてもっと詳しく知りたい方は、下記のURLをご参照ください。

※1くさやの作り方 http://kusayaya.com/aaaaa/aaaaaoeasae/
※2長田さんのくさや加工場 http://kusayaya.com/aeaefa/
※3くさや液とは http://kusayaya.com/aaaaa/aaaaeaa/

長田さんについては、http://kusayaya.com/aaaaaaae/aoeacieaca/

文 水戸 梨乃

2018年03月10日

学生島物語

八丈島 八丈フルーツレモン

こんにちは!早稲田大学教育学部の松澤です!
もともとバックパッカーで国内外へ旅行をしていたのですが(インド7週間は武勇伝です 笑)、瀬戸内の島々へ遊びに行ったときに島に惚れました。なんでしょうね、あの島特有の空気…好き…

そんなわけでもちろん八丈島にも実際に行ってきました!

そして今回ご紹介するのはこちら!!
lemon
じゃん!
八丈フルーツレモン!!!

八丈島の特産品のひとつでもある八丈フルーツレモンの特徴は…
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大きい!!!
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甘い!!!!
(早稲田大学チームの頼れるアニキ、のぎちゃんと共にお送りしました。)

写真に注目!
皮ごとかじってますよね!

そう。八丈フルーツレモンは皮の苦みが少なく、
オレンジと掛け合わせた品種のため、
酸味も穏やかなのです。

大きさはふつうのレモンの約2-3倍。

2014年に公募で「八丈フルーツレモン」の名前がつくまでは、「菊池レモン」と呼ばれていたこのレモン。
菊池雄二さんという方が八丈島で育て始めたのがきっかけで作られるようになったようです。
(実は、八丈島では菊池姓が一番多いんだとか!)
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そんなレモンを使ったメニュー、もちろん店舗でも出します。
(試作会より)

美味しそう!!お洒落!!!!
こちら、お昼のメニューでお出しする「八丈フルーツレモンのクリームパスタ」です。

また、カフェタイムには「パウンドケーキ」もお出しする予定です!

ぜひレモンの違いを確かめに食べに来て下さいね????

文 松澤 美奈子

2018年03月07日

学生島物語

八丈島 マルタ水産

こんにちは!初めまして!
早稲田大学3年の大野木 諒です!
これからメンバーとともに八丈島の魅力を伝えられるよう頑張っていきます!
プロフィール写真

私はもともと島根県海士町に関わりがあり、海士町を通して離島キッチンを知りました。

島の魅力を伝える
今だ知らない離島の魅力を発掘する…

今回の六大学プロジェクトにはこのようなおもしろそうな魅力があったので、参加することにしました!!

そして、 私たちが選んだ島は八丈島です!!

「東京都の島でアクセスもいいのに、あんまり八丈島のこと知らないな」
そんな点から興味をもち、先日チームメンバーと共に八丈島に行ってきました!!!
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これからのブログでは、私たちが八丈島での視察を通して、実際に見て聞いて感じてきたことなどを伝えていけたらなと思います!

トップバッターの私が今回ご紹介するのは、、、、、、、

くさやのマルタ水産!!!です!!!

お話をしてくださったのは、
マルタ水産の代表であり、八丈島水産加工組合の組合長でもある浅沼さんです。

朝早くからうかがいましたが、温かく迎えてくださいました。

インタビューの様子1

まずお聞きしたのは、くさやについて。

くさやはみなさんご存知でしょうか?

八丈島の名物でとても有名なくさや。さかなの発酵食品です。
もともとは生魚を保存するために加工していたものが、いまでも名物として愛されています。

くさやは島で代々伝わるくさや液にアジや飛び魚を浸け、発酵させ、乾燥させて完成です。
くさやには独特の香りがあります。しかし、ひと口食べると発酵で菌たちが生み出した旨味成分により、噛めば噛むほど魚の旨味が口の中に広がります!

クセのある食材ですが、試してみるべき逸品です!

そんなくさやの魅力について、浅沼さんにお聞きしてきました!

浅沼さんはもともとは別のお仕事をされていましたが、マルタ水産の2代目が体調をくずされたのを機に、3代目として今のマルタ水産を担っています。

マルタ水産のくさやの特徴は、くさやの1番の魅力でもあり欠点でもある香りを抑えてる点とのことです。くさやは特徴的な香りのため、好き嫌いが別れてしまいますが、そこをマイルドな香りにすることで、食べやすいくさやに心がけているそう。

また、くさやの流通にまつわるお話では、昔は生のくさやを売っていたが、今では焼けたくさやの方が人気があるとのことでした。

今では海外(フランスやアジアなど)でも売り出しているそうです!
とてもグローバルですね!

インタビューの様子2

さて、くさやの魅力だけでなく、八丈島の文化についてもお聞きしました

「八丈島ってカメを食べるって聞いたんですけど、、、」

と、そんな質問を投げると

「たしかにあるね~
 けど、今じゃそんなに食べないよ 漁もしていないし」

とのことでした。

「ほんとは離島キッチンでカメ肉でもできたらなー
 なにかカメ要素を推したいな~」

と思っていた、私たち。

少し残念ムードを出していると、

「そういや、カメの剥製ならあるよ」

「あ、剥製とかもあるんですね。
 それがお店に置けたらそれだけでも魅力増しますね~」

「なら、持ってく?」

と言ってくださる浅沼さん

「えええ!?いいんですか!?」

「いいよ、ずいぶんと押し入れの中にあるものだし、あげる」

な、な、なんと、八丈島の方の親切心おそるまじ。

島に到着してから数時間、
開始一軒目でまさかのカメの剥製ゲットしました!!!
カメの写真

せっかくいただいたので、店に飾らせていただきます!
みなさんも、珍しいカメの剥製を見に、ぜひご来店ください!!

最後にお客様に向けてメッセージをいただきました。

「とりあえず食べてみてほしい。
 食べてはじめてこういう食べ物だってわかるから。」

一度食べればくさやのおいしさはわかるかと思います!

みなさんもぜひ試してみてください!

マルタ水産では、くさやの魅力や島の魅力をたくさん教えていただき、さらにカメの剥製までいただきました!

そんなとても優しい浅沼さんと最後にパシャり
集合写真

浅沼さんのくさやは日本橋店でメニューになる予定なので、みなさん、浅沼さんのくさやを食べにぜひ離島キッチン日本橋店にお越しください!!!

つづく(笑)

文 大野木 諒

2018年03月06日

学生島物語

八丈島 グルメ情報

こんにちは。早稲田大学3年の西野です。

私がこのプロジェクトに参加したきっかけは、もともと自転車旅で日本全国いろんな地方を見てきて日本っていっぱい良い所あるんだなぁ、もっと知りたいし広めたいなぁ、なんてことを考えていたからです。
早稲田大学には農学部がないけれど、農業に携わる授業がありまして、その授業内でプロジェクトに誘われて参加しました。

さて、私からは八丈島のグルメ情報をお届けします。

食材の由来や、試作会の時の様子を交えて八丈島の食材はどのように食べられているのかをお話したいと思います。

まずは明日葉。

明日葉の名前は「今日収穫しても明日にはもう芽吹いている」という、明日葉の生命力に由来しています。
お味はというと、ほんのり苦みが感じられて三つ葉に近いです。明日葉は天ぷら、おひたし、和え物など使い道は様々。

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(明日葉の白和え)

つづいて、くさや。

くさや作りの起源は江戸時代までさかのぼると言われています。

当時は塩が年貢として納められており、島民たちは自分たちの分の塩を確保するのに苦労していました。そこで塩水を節約するために繰り返し使ううちに塩水に魚のたんぱく質が溶け出し、独特のにおいを放つくさや汁が誕生しました。
このくさや汁は保存にとても適していたため、以来八丈島ではくさや作りが行われるようになりました。

くさやというとどうしてもにおいで敬遠される方が多いですが、食べてしまえば意外と気にならないものです。

試作会では明日葉とくさやのマヨネーズ和えを作りましたが、こうすることでにおいも軽減されますし、つまみにもぴったり。ぜひご賞味いただきたい一品です。
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(明日葉とくさやのマヨネーズ和え。島唐辛子がアクセントに)

最後に島寿司をご紹介します。

以前ご紹介しました通り、島寿司は醤油に漬けた寿司種を砂糖で甘みを強くした酢飯にのせて、ワサビではなくからしで頂く点で普通のお寿司とは異なっています。

南国・八丈島でお寿司を食べる際に食材が悪くならないように、醤油漬けにしているそうです。シャリを甘くするのも同様の理由だそうです。また昔は島でわさびが手に入らなかったため、からしで食べられるようになったそうです。

離島キッチンでは現地の方直伝のレシピで作る島寿司をお届けします。

私たちも実際に作ってみましたが、甘めのお寿司にからしがツンとして意外にもよく合うんです。
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(自分たちで作った島寿司。)

以上、長くなってしまいましたが八丈島のグルメ情報をお届けしました。

この記事が皆さんの『ベストアンサー』探しの一助となれたら幸いです。

文 西野みづき

2018年03月05日

学生島物語

八丈島の魅力 温泉

はじめまして!
日本橋店1ヶ月目の八丈島のフェア企画を担当している、早稲田大学3年の山田です。
よろしくお願いします!

私がこのプロジェクトに参加したきっかけは、ずばり離島が大好きだから!!!
離島愛が止まらないから!!!です。笑

私は特に八重山諸島が大好きで、しょっちゅう行っています。

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今回、私たちのチームは八丈島フェアを企画・担当するということで、他のメンバーは八丈島に渡航したのですが、その同じ時期に私は1人石垣島へ渡り、キビ刈りをしたり、船底のペンキ塗りをしたり、島人に勘違いされるくらい馴染んできました。(みんなごめんね)

というわけで!!!

私からは、八丈島の温泉事情についてお話ししたいと思います。

ご存知の方も多いとは思いますが、八丈島には活火山があり、良い温泉がたくさん湧いています。
温泉のある、つまり火山生成された離島には行ったことがなく、あまり想像ができないのですが、海も山も温泉もあって、とっても魅力的で、見所もたくさんある島だなと、調べていて思いました。

八丈島には全部で7箇所の温泉があり、坂上の三地区にあります。

樫立には「ふれあいの湯」、中之郷には「やすらぎの湯」「スパ ザ・BOON」「裏見ヶ滝温泉」「足湯きらめき」、末吉には「みはらしの湯」「洞輪沢温泉」があります。

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この7つの温泉のうち、「裏見ヶ滝温泉」「足湯きらめき」「洞輪沢温泉」以外は有料となっています。

ですが、温泉巡りも好きな私にとっては「温泉全部入りたい!!」となるわけです。
他にもそういう方いらっしゃると思いますが、安心してください。

なんと1日600円で全てを利用することができる「温泉一日周遊券(入場券)」があり、各温泉施設と町役場で販売されているようです。

なんとありがたいチケット!これで温泉巡りもバッチリですね。

ちなみに……
「裏見ヶ滝温泉」は混浴のため水着が必要となります。冬でも水着を持っていくと安心ですね!

私も八丈島に行ったことがないので、早く行きたいなとこれを書きながらウズウズしています。笑

次回からも他のメンバーが八丈島について熱く熱く、いろんな角度から語ってくれると思うので、私も楽しみです。

いずれは渡航体験記なるものも投稿されるので、「島に行きたい」という思いを少しでも持っていただけると、この企画メンバーとしても、ただの離島好きとしても、嬉しい限りです。

長くなってしまいましたが、このへんで。次回もお楽しみに~!

文 山田 瑞季

2018年03月04日

学生島物語

【日本橋店スタッフ紹介 その1】新島出身のアルバイト「梅ちゃん」に聞いてみた!離島キッチンで働いて思うこと

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現在、離島キッチンの新店舗「日本橋店」ではオープンと同時にお店を盛り上げてくれる学生のアルバイトを募集中です!!
〝島好き〟はもちろん〝詳しくないけど興味ある!〟という方も大歓迎!

今回は、神楽坂店でアルバイトをしていて、これから日本橋店に移る学生アルバイト2人に採用担当の森寺がインタビューを行いました。
第一弾は、新島出身の「梅ちゃん」が離島キッチンについて語ります!

【今回の学生アルバイト】
 梅田 天斗 (うめだ たかと)
 ・東京都新島生まれ
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森寺:『梅ちゃんって、そもそも何がきっかけで離島キッチンのアルバイトを始めたの?』

梅ちゃん:『2016年のアイランダーという全国の島々が集まるイベントで佐藤さん(離島キッチンの代表)に出会ったのがきっかけです。その時僕は伊豆諸島のキッチンカーでお手伝いをしていたのですが、たまたますぐ横に離島キッチンのキッチンカーがあったんです。そこで初めて佐藤さんと話しました。僕の他にも後2人大学生がいたのですが、みんなスカウトされました。笑 新島出身だからこそできることがあるのでは、と思い離島キッチンで頑張ろうと思いました。』

森寺:『なるほど、佐藤さんの吸引力すごい!笑 実際に離島キッチンで働いていて感じる仕事のやりがいとかある?』

梅ちゃん:『お客さんに直接、島を紹介できることです。特に伊豆諸島好きな人に、おすすめのスポットとかを伝えられたときにはやりがいを感じます。』

森寺:『特に印象に残っているエピソードは?』

梅ちゃん:『2017年10月に「新島フェア」を神楽坂店で実施した時のことが一番印象に残っています。新島からも内地からもたくさん知人・親戚が足を運んでくれました。離島キッチンに入ってずっとやりたかったフェアだったので、実現できて本当に嬉しかったです。新島の人たちもすごく喜んでくれたんです。特に、特徴的なにおいの「くさや」や、まだあまり流通していない魚「タカベ」がメニューに出ていたことに感激していました。お客さんの声も生産者の声も直接聞けるのは離島キッチンならではだなと思っています。』

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森寺:『新島出身だもんね!大変だと思うこともある?』

梅ちゃん:『最初のうちは、それぞれの食材の産地などの知識を覚えるのが大変でしたね。何度も何度も地図を見たりして覚えました。反復学習です。笑 でも、しばらく働いていると、いつの間にかそれぞれの島に詳しくなっていて、今では知らない情報が入ってきても知っていることと関連づけられるので、自然と定着していくようになりました。自分が詳しくなればなるほどお客さんのリアクションがたくさんもらえるようになって、嬉しかったですね。質問してもらえたりするのも嬉しいです。』

森寺:『おお、素晴らしい! では最後に、アルバイト検討している方に一言!』

梅ちゃん:『島好きな人は迷いなく来てください!でも、まだ島を好きになっていない人もきてくれたら嬉しいです。島の暮らしを知るだけでも、世界の見方が変わると思うんです。「こういう生き方もあるんだ」「何もなくてもいいんだ」ということを感じることができると思います。』

梅ちゃん、ありがとうございました!!

次回は、島出身ではないけど島好きな学生アルバイト「深井ちゃん」にインタビューをします!
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【日本橋店のアルバイト募集について】
日本橋店では、アルバイトのオープニングスタッフを募集中です!
少しでも興味を持っていただけた方は以下のページから募集要項を確認の上、お気軽にご応募ください。
まずは話だけでも聞いてみたいという方も大歓迎です。

ご応募はこちらから↓↓↓
https://trunk.fm/interns/50

写真 文
森寺 彩乃
澤村 直道

2018年02月20日

学生島物語

八丈島の概要

初めまして!早稲田チームに所属しています、3年の今井優希です。
私は、食と地方創生に興味があり、このプロジェクトに参加することにしました!

今回は、私たち早稲田大学チームが選んだ島、八丈島の概要をお届けします!
名前は知っていても、どんな島なのか知らない人も多いのではないのでしょうか?
この機会に、八丈島をもっと知り、興味を持ってもらえるとうれしいです。

八丈島は東京都に属するひょうたん型の島。
東京からの距離は287km、面積は69km2です。
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八丈島は、黒潮暖流の影響で、高温多湿で雨が多いことが特徴で「常春の島」とも言われています。年平均気温は18.1℃。1年間を通して比較的暖かい気候です。
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引用元:気温と雨量の統計
https://weather.time-j.net/Climate/Chart/hachijyojima 

産業は農業と沿岸漁業が中心になっています。
黄八丈という絹織物は、江戸時代から八丈島に伝わる伝統品で、
東京都の無形文化財に登録されています。
カバやシイなど、島に自生している草木の煮汁で染め、
椿や榊の杯汁や泥を使って触媒発色させて染め上げられています。
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引用元:黄八丈専門店やました 
http://www.ki8jo.com/ki8jo/item/mk-00.html 

八丈島で有名なおいしいものは、たくさんあります!
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例えば、明日葉、八丈牛乳、カツオ、トビウオ、くさや、島寿司、八丈焼酎、、、
どれも美味しそうですね、、、!!
この詳細が気になった方は、この後のブログで紹介していくので、
ぜひ読んでみてくださいね!
農家の方から聞いたお話、島に行ったからこそわかる生の声がたくさん載っています。

それでは最後に、八丈島へのアクセス方法をご紹介します。
東京から八丈島に行く場合、フェリーと飛行機の2種類があります。
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フェリー(東海汽船)
所要時間:約10時間
料金:最安7000-8000円
運行時間:22:30東京発→8:50八丈島着
       9:40八丈島発→19:50東京着

このフェリーは浜松町駅が最寄りの竹芝桟橋から出航しています。
船内では、海を眺めながらレストランで食事をしたり、
甲板のベンチでリラックスしたり、
シャワールームでリフレッシュをしたりと、
とても快適に過ごすことができます。

飛行機(ANA)
所要時間:1時間弱
料金:10000-20000円
運行時間:7:30羽田空港発→8:25八丈島空港着
     12:15羽田空港発→13:10八丈島空港着
     15:50羽田空港発→16:40八丈島空港着
     
     9:00八丈島空港発→9:55羽田空港着
     14:05八丈島空港発→15:00羽田空港着
     17:15八丈島空港発→18:15羽田空港着

早くチケットを買うと安い傾向にあります。

もうこれで、明日にでも、いや今夜にでも八丈島に行けますね!
これからも、八丈島のことを記事にしていくので、ぜひ読んでみてください!
そして、お店でお待ちしています!

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【東京六大学プロジェクト参加者募集中!!】


参加希望の方は、以下のURLより参加登録をしてください。

-明治大学・東京大学編-好きな離島をテーマに飲食店をプロデュース!


IDEA KITCHEN六大学プロジェクト


https://trunk.fm/trainings/993



【日本橋店詳細と食事券の先行販売】


パトロン限定食事券:418の島と繋がる離島キッチン新店舗を学生とプロデュース!

http://camp-fire.jp/projects/view/61202?token=2s47sc81



【東京六大学プロジェクトに関する問い合わせ先】


株式会社離島キッチン
プロデューサー:澤村

sawamura@ritokitchen.com


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2018年02月14日

学生島物語

日本橋店最初のフェアは「八丈島」

伊豆七島の1つで、東山(三原山)と西山(八丈富士)のふたつの火山が接合した
ひょうたんの形をしている島、「八丈島」。東京から最も近い南の島とも言われており、羽田空港から飛行機を使うと45分ほどで行けるアクセスの良い島です。
そんな「八丈島」は流人の島として知られる独特の歴史と文化を持つ島で、
1つの和太鼓を両面から2人1組で叩く「八丈太鼓」や伝統的工芸品として
国の指定を受けている草木染めの絹織物「黄八丈」などが有名です。

この島が離島キッチンの新店、日本橋店の最初のフェア島。
現在、「IDEA KITCHEN PROJECT」に参加中の早稲田大学の皆さんが実際に島まで
足を運び、そこで感じた島の魅力をお伝えするべく、フェアの企画を行なっています。初めて訪れたこの島で、大自然を満喫できる絶景スポット巡りや八丈島の特産品をつくる生産者の皆様へのインタビュー、八丈太鼓などの文化体験を通して、島の魅力を感じて帰ってきました。
そんな彼らは、よそ者の立場だったからこそ感じることの出来た、この島の魅力をお客様に届けたいという思いを込めて「”八丈島のベストアンサー”を届ける」をコンセプトにお店の企画を進めています。

そんな早稲田大学の皆さんによる「八丈島フェア」の体験を、先取りでご紹介します。

*早稲田大学チームの企画発表会の映像はコチラ↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=7WSt3UWg560
*早稲田大学チームの企画資料はコチラ↓↓
https://www.slideshare.net/ssuser276774/ss-87836582

【八丈島を知ることのできるメニュー】
ランチタイム、カフェタイム、ディナータイムでそれぞれ異なるメニューを企画しております。八丈島の特産品をふんだんに用いたメニューを揃えました。

「日本橋店でお届けする八丈島特産の食材」
・八丈フルーツレモン
 →普通のレモンの2~3倍の大きさがあり、皮ごと食べることのできるまろやかな酸味  とジューシーが楽しめる八丈島ブランドの完熟レモンです。
・明日葉
 →別名八丈草とも言われるこの食材は、江戸時代中期に貝原益軒の『大和本草』で
  八丈島の滋養強壮によい薬草として紹介されています。
・クサヤ
 →八丈島で長い歴史をもつ食品であり、江戸時代には献上品とされていました。
  八丈島は伊豆諸島の中でも特に漁場に恵まれており、島でよく獲れる
  新鮮なムロアジ類(クサヤモロなど)、トビウオ類、シイラなどの魚を使用した
  八丈島特産の味わい深い干物です。
・八丈島ジャージー牛乳
 →八丈島の自然環境を最大限に活用して育てられたたジャージー牛のミルクです。

ランチタイムのメニュー
「トビウオなめろう丼」を中心とした和定食と「明日葉ジェノベーゼ」/「八丈フルーツレモンのクリームパスタ」を中心とした洋定食をご用意。定食では明日葉などの八丈島食材を使った小鉢が選べます。

カフェタイムのメニュー
「八丈フルーツレモンのパウンドケーキ」や「八丈島ジャージーアイス」をご用意。

ディナータイムのメニュー
「島寿司」を中心に「アジ」と「トビウオ」の「クサヤ食べ比べセット」や
「明日葉の天ぷら」をご用意いたします。
*「島寿司」は、寿司種を薄く切り、醤油主体のたれに軽く漬けて、砂糖でやや甘味を強 くした酢飯で握る八丈島の郷土料理です。ワサビの代わりに練りがらしを使う
 (ワサビが手に入らなかった時代の名残り)のが特徴です。

【八丈島フェアでお届けする島体験】
来店されてから退店されるまでに変化を生み出し、実際に島に来ているような感覚をお届けします。様々なお店での体験の中から、お客様一人一人に八丈島のベストアンサーを見つけていただけるような空間を創ります。

入り口は港に到着する感覚を想起していただける空間に。
店外看板にはハイビスカスを装飾し、お店の前にウミガメの甲羅を設置。

物販コーナーでは伝統文化を体感できるつくりに。
お店の中では八丈太鼓の動画を流したり、黄八丈を設置する予定です。

客席は観光をしているような感覚になれる装飾を。
壁には、ビーチ・景色の写真を飾り、席には折り紙で作ったウミガメの箸袋を設置。
柱部分には、ハイビスカスやフェニックス・ロベリニーを飾ります。

これらは、どれも八丈島の空間を再現しております。

【八丈島フェアの実施期間について】
日本橋店のオープン日程と八丈島フェアの実施期間については、後日改めてSNS上でご連絡いたします。オープンまであと少し!八丈島フェアの企画をさらにブラッシュアップし、八丈島の魅力をより感じられ伝わるフェアへと仕上げていきます。
企画を行なっている学生たちも店舗に滞在し、お客様に体験をお届けいたします。

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八丈島フェア期間中の少しお得なお食事券購入はこちら↓↓
https://camp-fire.jp/projects/view/61202

日本橋店のSNSアカウント情報
Facebook:https://www.facebook.com/ritokitchennihonbashi/ 
Twitter:https://twitter.com/rito_nihonbashi 
Instagram:https://www.instagram.com/ritokitchennihonbashi/ 
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2017年12月28日

学生島物語

佐渡を伝える

こんにちは!
現在神楽坂店にて佐渡島のマンスリー企画をやっています、法政大学チームです!

12月27日までの佐渡島フェア、ついに終わりが近づいてきてしまいました…
私たちが佐渡島を知り、感じ、考えたことを知っていただけたらと思います。

今回私たちはフェア中の店内企画として、
「佐渡人(さどんちゅ)からの手紙」を用意しました。
来店してくださったすべての方にお渡ししています。

”佐渡人”とは佐渡島に住む人々のことで、佐渡島でお会いした方々に、
佐渡島の島民として考える佐渡島の魅力を手紙に書いてくださいとお願いしました。
後日、完成した手紙を見て、私たちはとても感動しました。
同時に、実際に見て体感してきた佐渡の風景や人々の温かさがよみがえりました。

来店し、手紙を読んでくださった皆さんにも伝わったでしょうか…?

離島キッチンにて佐渡島のお料理を食べていただき、手紙を読んでくださった方々が、少しでも「佐渡に行ってみたい!」と思っていただけたら嬉しいです。
この企画を通して出会った”佐渡人”と来店してくださった皆さんのつながりを
お手伝いできたらいいなと思っています。
1ヵ月間、離島キッチンでお出ししていた食材・料理のほかにもまだまだ魅力的なものが佐渡島で皆さんを待っていると思います。
私たちもこれからもっと佐渡島を知りたいなと思っています。
ぜひ実際に佐渡島へ足を運んでみてください!

12月に離島キッチンに来店してくださった皆さん、
私たち法政大学チームの学生島物語を読んでくださった皆さん、
そしてたくさんの”佐渡人”の皆さん、
本当にありがとうございました!!

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文 写真
法政大学(酒井理ゼミ) 下池瞳華

2017年12月28日

学生島物語

佐渡を知る~その2~

こんにちは!
現在神楽坂店にて佐渡島のマンスリー企画をやっています、法政大学チームです!

12月の佐渡島フェアは27日まで、残りわずかとなりました。
この記事を読んで少しでも佐渡島に興味を持ってくださった方は、
まだ間に合います!離島キッチン神楽坂店へぜひいらしてください!!

前回は1日目に伺った尾畑酒造さんについてお話ししました。
今日は2日目以降のことをお話しします。

お会いしたのは、いか徳利を作っていらっしゃる「今井茂助商店」の今井茂人さん。

いか徳利を作る工程はとても大変なもので、完成に約1週間かかるそうです。
こうして大切に作られたいか徳利でお酒を熱燗で飲むと、
いかのダシが出てとても美味しいです!飲み終わったいかを炙って食べても美味しい!
とても魅力的なものを作っていらっしゃいました。

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(今井茂助商店のいか徳利)

昼食は完全予約制の蕎麦屋、「蕎麦 茂左衛門(もぜむ)」さんでいただきました。
ご夫婦で営まれており、以前は東京に住んでいらっしゃったそうで、
実際に佐渡島に住んでみてわかったことなど、たくさんお話ししてくださいました。
ご夫婦からのお手紙を離島キッチンにご用意しているので、
来店の際には読んでみてください。

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(蕎麦 茂左衛門のお蕎麦)

茂左衛門さんにご紹介していただき、急遽お会いできることになったのは、
お米農家「佐渡相田ライスファーミング」の相田忠明さん。
相田さんが作るお米はメディアでも紹介されるなど、
とても質が良く美味しいお米として大変人気があります。
相田さんは、佐渡のお米をたくさんの人に広めようと様々な活動をなさっていて、
面白いお話をたくさんしてくださいました。
佐渡のお米はとても美味しくて、私たちも食べた時の感動が大きかったです。
ぜひ皆さんにも佐渡のお米の美味しさを体感していただきたいです!
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最後はいごねりを作っていらっしゃる「早助屋」の山内三信さんにお会いしました。
いごねりは佐渡の希少な海藻である”いご草”を使用した特産品です。
生姜などと合わせて食べるとさっぱりしていて美味しく、とても珍しいものでした。
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2日目はたくさんの佐渡の方とお話しさせていただいて、とても充実した一日でした。
そして何と言っても佐渡島の人同士のつながりに驚き、感謝した一日でした。

離島という小さな島の中で、様々な人と人のつながりが形成されていて、温かさを感じました。また、そのつながりによって、私たちの調査に協力してくださる方を紹介していただいたりと、私たちのこともあたたかく迎えてくださいました。

そんな佐渡島の人たちの温かい心を離島キッチンにて皆様にも感じていただきたいです。ぜひお待ちしております!!

文 写真
法政大学(酒井理ゼミ) 下池瞳華