今月の島

兵庫県・家島諸島

兵庫県の南西部、姫路港から高速船で約二十五分。瀬戸内海東部の播磨灘に浮かぶ大小四十四の島々からなる家島諸島。人が住んでいるのは家島本島、坊勢島、男鹿島、西島の四つで人口は合わせて五千五百人ほど。

古くから国生みの島「オノゴロ島」と伝えられる家島諸島には旧石器時代から弥生時代にかけての遺跡が見られ、この時代からはすでに人々が居住していたと考えられています。家島の名の由来は、神武天皇が東征のおりに嵐を避けて寄港した際、湾の波の静かさを「まるで家の中にいるようだ」と言われたことから家島となったといわれています。採石とそれに伴う海運業、漁業が主な産業で、人々は海と共にいきいきと暮らしています。

豊かな瀬戸内海に抱かれた家島諸島の漁獲高は全国でも有数で、家島で食べるべきは何と言っても新鮮な海の幸。島の人は、新鮮な魚をシンプルな調理法で食べています。
家島、坊勢島で獲れる魚を中心に、素材そのものの美味しさを楽しんでいただける献立でご紹介します。

兵庫県・家島諸島の場所