今月の島

宮城県・浦戸諸島

宮城県塩釜市浦戸諸島は、日本三景の一つ松島湾の湾口部に位置し、桂島、野々島、寒風沢島、朴島の4つの有人島と、多くの無人島からなります。松島浦の戸口にあることから、浦戸と呼ばれました。松島湾は平均水深が三メートルととても浅い海域で、この特徴を利用して、昔から海苔や牡蠣等を中心とした浅海養殖漁業が行われています。

この浦戸諸島には、「家族」を感じます。東北の太平洋側に位置する島でありながら、東日本大震災における津波での犠牲者は少なかったと聞きました。これには島民同士の家族同然のつながりの強さがあったからだと言われています。
無口だけどドシンと構えて島を守る漁師さん、美味しい食材を更に美味しく変身させてしまう逞しいお母さん。みんなで助け合い、寄り添い、ゲラゲラ笑う。
単純だけど忘れがちな、「一番近い人たちを大切にする」という姿に家族の愛を感じました。訪れた私たちにも、まるで自分の子どもたちかのように接してくださりました。

浦戸諸島の皆さんへの感謝と応援の気持ちを込めて、心がホッと温まるような料理をつくりました。

宮城県・浦戸諸島の場所