今月の島

北海道・奥尻島

 奥尻島はその昔アイヌ語で「イクシリ」と呼ばれており、イクは「向こう」、シリは「島」という意味です。今から300年前に新井白石の著書『蝦夷志』に初めて「オクシリ」と記されてから同様の名前で呼ばれています。
 奥尻島は北海道南西部の日本海上に浮かぶ島で、面積は142.97㎢、人口は2,881人。北海道では5番目に広い島です。アクセス方法は空と海と2つあり、海からは江差町とせたな町からフェリーで運航しており、所要時間はそれぞれ江差町からは2時間10分、せたな町からは1時間35分です。空からは、函館空港から奥尻空港まで約30分で定期便が運航しています。

 そんな奥尻島ですが平成5年7月12日、マグニチュード7.8にも及ぶ北海道南西沖地震が発生します。地震・津波・その後に発生した火災により、全島にわたって壊滅的な被害を被ったが、全国からの温かい支援と島民の不屈の努力により、平成10年3月には完全復興を宣言しました。震災から10年目となる平成15年7月12日、最大の被災地・青苗地区の青苗中学校で、「北海道南西沖地震災害奥尻犠牲者10周年追悼式」が執り行われました。

 飾らない自然の姿、海岸線の奇岩、島の展望、表情豊かな太陽、島人たちの優しい笑顔、すべてが魅力の奥尻島です。そんな魅力のある奥尻島から紡ぎ出される食材の味や香りを是非ともお楽しみください。

北海道・奥尻島の場所