今月の島

三重県・答志島

答志島は、鳥羽の港から2.5kmの沖合に浮かぶ、伊勢湾最大の島です。答志・和具・桃取という3地区に分かれて人々は暮らしています。島の周囲は潮流が速く、季節ごとに伊勢湾と太平洋を行き来する魚が絶えません。島に住む約2400人のうち8割が漁業に関わっている、海とともに生き、自然によりそいながら独特の文化を育んできた島です。海上安全や大漁を願う祭りや寝屋子制度など古くからの慣習が色濃く残っており、細い路地が迷路のように入り組む漁村の路地裏を歩くと「まるはち」が書かれた家々や「じんじろ車」を押すおばあさんなどを目にすることができます。
伊勢志摩一帯で1番の漁獲量を誇る答志島では、季節ごとに様々な漁が行われます。いま、島では、わかめ漁や海苔漁の真っ最中。港にずらりと並んで作業されている姿は圧巻の光景でした。「なんもない島だけど」と笑う島のみなさんですが、答志島のことをとても大切に思っていることが伝わってきます。人々の結びつきが強く、そして温かい、そんな島から採れたての海の幸をお届けします。

三重県・答志島の場所